コラム・書評

2018-2019シーズン海外組通信簿(イングランド、スペイン編)

さて、ヨーロッパの2018-2019シーズンも残すところあとわずか。リーグ戦が終わった国もあるので、恒例の海外組通信簿をスタートさせたいと思います。 今期については、ロシアW杯で日本は好成績を挙げたものの、そのせいで所属クラブへの合流が遅れ...
フランス・リーグアン

「昌子は守備で孤立、残留は決めたがホームで酒井にボコられる屈辱」フランス・リーグアン第37節

トゥールーズはほぼ残留を決め、マルセイユは欧州戦の可能性が無くなり、どちらも消化試合になった状況での対戦だったが、トゥールーズのホームスタジアムはほぼ満員の賑わい。フォーメーションはどちらも4-2-3-1で、トゥールーズは昌子が右CBの位置...
トルコ・スーパーリーグ

「天王山を制して優勝を決めたガラタサライ、長友は相手のエースを消すベテランの働き」トルコ・スュペル・リグ第33節 ガラタサライ-バシャクシェヒル

トルコ・スーパーリーグも残り2試合、現在首位のガラタサライと同じ勝ち点66で2位につけるバシャクシェヒルとの直接対決。3位のベジクタシュとは勝ち点4の差があり、トルコリーグの場合は同勝ち点だと当該成績が優先されるため、先の対戦で1-1の両チ...
ドイツ・ブンデスリーガ

「単なるゾーン守備だけでは、バイエルンもライプツィヒも大迫を止められない」ドイツ・ブンデスリーガ第34節 ブレーメン-ライプツィヒ

長かったドイツ・ブンデスリーガも今節が最終戦。ブレーメンは数字的にはELへの可能性は残しているがほぼ終戦で、ライプツィヒもCLは確定している事実上の消化試合。フォーメーションはブレーメンが中盤ダイアモンドの4-4-2で、大迫は2トップの一角...
Jリーグ

「最後まで信念を貫いた宮本監督、一瞬日和ってしまったロティーナ監督」J1第12節 ガンバ大阪-セレッソ大阪

ここのところ7試合勝利が無いガンバが、3試合負け無しのセレッソをホームに迎えた大阪ダービー。ガンバのフォーメーションは3-1-4-2で、何と遠藤と今野2人共ベンチスタートと先発5人を変更、高尾、福田、矢島、と宮本監督は思い切って若手を起用。...
ベルギー・プロリーグ

「伊東の相手を背負いながらのターンから、優勝を決める1点が生まれた」ベルギー・優勝プレーオフ 第9節 アンデルレヒト-ゲンク

前節は優勝がかかったホームでのクラブ・ブルージュ戦で逆転負けという失態を喫してしまい、残り2試合で勝ち点3差、しかも同勝ち点の場合はクラブ・ブルージュが上回るレギュレーションのために、尻に火がついた状態になってしまったゲンク。 絶対に負けら...
Jリーグ

「このスーパーボレーが、久保のJリーグラストゴールになってしまわないように」J1第11節 FC東京-ジュビロ磐田

東京は4-4-2で2トップがディエゴ・オリヴェイラと永井、久保は右SHで先発。対する磐田はフォーメーション表記では3-5-2だが、実際は中山が1トップ、2列目に山田とアダイウトンが並ぶ3-4-2-1の形になっている。 現在首位と好調なFC東...
Jリーグ

「ルヴァンカップ、ライバル韓中との交流リーグに」は決して悪くない思いつき

昨日は飲み会に行った後、あっさり撃沈のお約束。なので、サッカー関係のニュースを漁っていたら、大住御大によるコラムがちょっと気になりました。 ルヴァンカップ、ライバル韓中との交流リーグに:日本経済新聞 その中に、ACLでのJリーグ勢の成績につ...
ベルギー・プロリーグ

「鎌田のアシストも、”相棒”不在で勝ちきれず苦境に陥るシント・トロイデン」ベルギーリーグ・プレーオフ2 第8節 シント・トロイデン-オイペン

プレーオフ2は首位でスタートしたのに、ここ3試合は勝ちが無く2位に落ちてしまったシント・トロイデンは、第8節で豊川擁するオイペンとの対戦。 シント・トロイデンの先発からは関根と遠藤が外れ、鎌田が3-4-2-1の左ウイングで、冨安が右CBで先...
ドイツ・ブンデスリーガ

「泥臭い仕事しか出来なかった姿が、今期の原口を象徴していた」ドイツ・ブンデスリーガ第33節 ハノーファー-フライブルク

まだ数字上は可能性が残っているとは言え、プレーオフ圏のシュツットガルトに残り2試合で勝ち点6差とほぼ降格が決まっているハノーファーは、13位のフライブルクと対戦。ハノーファーはホーム最終戦だが、スタンドは空席が目立つ寂しい状況。 ハノーファ...