「このスーパーボレーが、久保のJリーグラストゴールになってしまわないように」J1第11節 FC東京-ジュビロ磐田

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東京は4-4-2で2トップがディエゴ・オリヴェイラと永井、久保は右SHで先発。対する磐田はフォーメーション表記では3-5-2だが、実際は中山が1トップ、2列目に山田とアダイウトンが並ぶ3-4-2-1の形になっている。

現在首位と好調なFC東京だが、長谷川監督率いるチームを見ていると、かつてガンバで三冠を達成した当時と構成が似ている事が分かる。まず戦術の基本は4-4-2でコンパクトな3ラインディフェンスを作り、ボールを奪ったら素早く2トップにボールを入れる。

戦術としてはさほど複雑ではないので選手は習熟しやすく、ガンバの場合だと宇佐美とパトリック、東京は永井とディエゴ・オリヴェイラと、個人能力に優れた2トップのコンビネーションで崩して来る。もちろんそれだけでは単調になってしまうところを、遠藤や久保といったファンタジスタが変化を加える。

この試合も前半はボールポゼッションで完全なイーブンながらも、プレイエリア自体は東京が磐田陣内へ攻める回数が圧倒的に多く、シンプルかつ効果的な攻撃がデータにも現れている。

しかし磐田も守備時には5-4-1のコンパクトなブロックを組み、序盤こそ久保のスルーパスからチャンスを作られたが、その後は素早くスペースを消してサイドで基点を作らせず、ドリブルやキープで1対1を剥がしに来る久保に対しても複数でマークを仕掛け、試合を膠着状態に持ち込んでしまう。

後半37分、太田の左CKから森重の決定的なヘディングは磐田GKカミンスキーが防いだものの、続くCKから磐田がクリアしたボールを、スルスルとPA左に入って来た久保が上手く左足をかぶせてボレー、これはさしもカミンスキーも触れずリーグ戦初ゴール。来場していたチョコレートプラネットのTTポーズでパフォーマンスをする余裕。

さらに40分にはカウンターからディエゴ・オリヴェイラのパスを久保が折り返し、羅相浩が合わせるもカミンスキーがファインセーブ。ロスタイムには羅相浩の強烈なミドルも完璧に弾き、失点は最小限に抑えたがゴールは決められず1-0で試合終了。これでFC東京は開幕から11試合無敗の快進撃。

久保については、初得点となるゴールは素晴らしかったが、やはり磐田に警戒されて途中は存在を消されていた。夏には欧州へ旅立ってしまう可能性が高いだけに、この試合がJリーグで最後のゴールになってしまわないよう、さらなる活躍を期待したい。

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2019/05/17 | Jリーグ

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