「静岡県勢が日本サッカーを牽引していた時代の象徴」1999年Jリーグチャンピオンシップ第2戦 清水エスパルス-ジュビロ磐田

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磐田がホームでの第1戦をVゴールで勝利した後を受けた、清水のホーム日本平スタジアムで行われたJリーグチャンピオンシップの第2戦、静岡ダービー。当時の現地はそれはそれは凄い盛り上がりだったそうな。

清水は戸田のリベロにアレックスと市川のWB、トップ下が沢登、2トップが久保山と安永の3-4-1-2、磐田は奥と藤田のSH、2トップが中山と福西、高原はベンチスタートの4-4-2。

試合は逆転を狙う清水が序盤のペースを握る。高い位置を取るアレックスにボールを集め、そこを基点に組み立て早いタイミングでクロスを入れて来る。磐田は受けに回りながらも、抜け目なくアレックスが上がった裏のスペースを使ったカウンターを狙う展開。

清水はアレックスや沢登のミドルなどで攻め立てるものの、前半20分ごろから磐田が落ち着きを取り戻し、中山を中心とした攻撃陣の動き出しに、後方からのパスを合わせて攻撃のリズムを作り始める。

すると前半35分、西沢のキープミスを中山が彼らしいしつこいチェイスで奪い、最後は服部が強烈なミドルを決めて先制、その直後にアレックスが倒された後に報復行為で一発退場になるも、沢登がファーに直接FKを決めて同点、嫌なムードを振り払う。

清水は4-3-2にフォーメーションを変更、磐田は前からプレスをかけて清水のビルドアップミスを誘う狙いを見せ、何度か危ないシーンを作り出したが、後半10分ごろから試合は膠着状態に。27分、右サイドでファビーニョがゴールライン際を突破、クロスを久保山がボレーで合わせるもポストに当たる決定機。38分には磐田もカウンターからフリーの高原がヘッドも上手くミートせず。

1-1のままで90分が終了、試合は延長戦へ。延長も磐田のペースで何度かチャンスはあったのだが疲れのセイカフィニッシュが雑で決まらず。逆に10分、清水はショートカウンターからファビーニョがスルーパスに抜け出し、Vゴールを決めて決着はまさかのPK戦に。

PK戦は、清水が2人目サントスが止められ、4人目ファビーニョが外したのに対し、磐田は4人全員が成功、磐田のチャンピオンシップ優勝が決まった。清水GK真田はコースを読んでながらボールを停められなかったの痛かった。

ここから数年間は磐田の黄金期となり、清水も天皇杯優勝などの結果を残したが、両チームともに全盛期のメンバーが抜け始めると成績が下降、どちらもJ2降格の憂き目に遭うことになる。

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2020/05/12 | Jリーグ

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