「ギグスとベッカム、ファーガソン第1次黄金期を作った攻撃の万能性」1998-99シーズン イングランド・プレミアリーグ最終節 マンチェスター・ユナイテッド-トットナム・ホットスパー

スポンサードリンク

首位のマンUが2位のアーセナルに対して勝ち点1、得失点差も1という状況で迎えた、プレミアリーグ最終節。対戦相手はスパーズだったが、マンUに勝つとライバルのアーセナルを優勝させてしまうかもしれないという微妙な空気のサポーター。

マンUはGKシュマイケル、CHにロイ・キーンとスコールズ、SHにベッカムとギグス、FWがドワイト・ヨークとシェリンガムの4-4-2、スパースはFKがイアン・ウォーカー、CBにソル・キャンベル、左SHにフランスの天才ダヴィド・ジノラが入った4-4-2。

試合はいきなり前半10分にジノラが怪我で退くアクシデント。その後もホームのマンUがペースを握り続ける展開だったが、25分にGKのフィードからイベルセンが競って流したボールにレス・ファーディナンドが抜け出し、上手くアウトサイドで浮かせたシュートを決め、スパーズがワンチャンスをものにする。

そこからは、焦りがあるのかマンUの攻撃にミスが多く、スパーズが何度かカウンターのチャンスを作るものの、33分にはマンUがスコールズのミドルなど立て続けに決定機もGKウォーカーがファインセーブ。

そしてこのまま前半終了かと思った44分に、スコールズが中盤でボールを奪うと、ギグス、スコールズ、右サイドのベッカムへと展開、ベッカムが右足を振り抜きアウトにかかったボールがゴール左に突き刺さり、マンUが同点に追いつく。

後半からアンディ・コールを投入すると、早速3分にギャリー・ネビルからの縦パスにコールが受け出し、足を上げたトラップからシュートを流し込み、アレックス・ファーガソン監督の采配が当たってマンUが逆転する。

その後は、アーセナルに優勝されたくないスパーズはあまり反撃の意思を見せず、試合はそのまま2-1で終了、マンUが2年ぶりにプレミアリーグ優勝を飾った。このシーズンのマンUは、FAカップと共に、チャンピオンズリーグを制した3冠を達成する事になった。

特にチャンピオンズリーグの決勝は、バイエルン相手に0-1のまま後半ロスタイムに突入、3分間の間に2点を決めて逆転勝利という、いわゆる「カンプ・ノウの奇跡」と呼ばれた伝説を作ったシーズンでもあった。

左にギグス、右にベッカムでドリブルとクロス、中はスコールズとキーンでミドル、前線はヨークとコールの絶妙なコンビネーションと決定力と、まさにどこからでも攻撃が出来る万能性、ファーガソン時代の第1次黄金期と呼べるチームだった。

スポンサードリンク

↓よろしければ、応援の2クリックよろしくお願いします。

サッカーランキング
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

関連記事

新着記事



蹴閑ガゼッタ(旧TOP)
RSSフィード
「再開後初先発の大迫は、チームに居場所を見つけたか?」ドイツ・ブンデスリーガ第28節 ブレーメン-ボルシアMG

1部残留崖っぷちのブレーメンが、前節はフライブルクに勝利して何とか可能...

「絶好機を決められず、鎌田のブンデス初ゴールは敵のナイスアシスト」ドイツ・ブンデスリーガ第28節 フランクフルト-フライブルク

ブンデスリーガの再スタートから大量失点で全敗中のフランクフルトは、3バ...

「貴重な勝ち点3をゲットも、”器用貧乏”大迫の苦難は続く」ドイツ・ブンデスリーガ第26節 フライブルク-ブレーメン

2部降格崖っぷちのブレーメンは、再開初戦のレバークーゼン戦で敗戦、2戦...

「5人を次々にアンクルブレイクさせる、ピクシーの超絶技巧劇場」2000年シーズン天皇杯決勝 名古屋グランパス-サンフレッチェ広島

ケイロス監督率いる名古屋は、1トップに呂比須ワグナー、トップ下にピクシ...

6月末のJリーグ再開、最大のネックを救うのは抗原検査?

昨日から関西3府県の緊急事態宣言が解除され、私も無事来週から通常業務に...

→もっと見る

PAGE TOP ↑