「清武は別格だが足を引っ張る得点力、セレッソは痛いドロー」J1第32節 セレッソ大阪-柏レイソル

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現在1試合の未消化を残してリーグ4位に付けているセレッソは、ホームで7位の柏レイソルと対戦。セレッソは予想通り3-4-2-1のフォーメーションで、同じ並びをする柏に対してミラーゲームを仕掛けて来た。

しかし最初に決定機を作ったのは柏で、前半14分にヒシャルジソンからのパスにオルンガが抜け出し、セレッソGKキム・ジンヒョンと1対1になったが、ジンヒョンが上手くタイミングを測って前に飛び出しセーブ、柏は先制点ならず。

セレッソも前半29分に清武のドリブルが倒され、PAのすぐ外でFKのチャンスを得るが、藤田のキックは壁に当たって枠外。逆にその直後にはオルンガがヘディングでのクリアから抜け出しシュートも右に外れる。

その後は5バックで守備をしっかりセットする柏の前に、セレッソはなかなか攻め手を作り出せず前半終了。後半からレイソルが三原に代えて小林裕介を投入、セレッソは交代なし。

後半早々、清武のドリブルが倒されて得たFKで、ゴール前に飛び込んだ木本がレイソルGKキム・スンギュと交錯して頭を打ち、丸橋と交代。その後もセレッソが清武を中心に攻撃を仕掛けるが、柏も11分にはオルンガを囮に江坂がシュートと抵抗を見せる。

その後も1トップに豊川を投入したセレッソがボールを支配、セカンドボール争いでも優位に立って柏ゴール前でのプレイ時間が多くなるが、GKキム・スンギュを中心とした柏の守備陣が集中力を欠かさず、均衡を破ることが出来ない。

残り5分でセレッソは西川を投入するが、彼自身がプレイに関与する機会はほとんど無く、ロスタイムに清武がPA内でパスを受けたシーンはあったがトラップからシュートまで行けず、試合はそのままスコアレスドローで終了。

セレッソはまだ消化が1試合少ないとは言え、天皇杯の出場を狙うには痛いドロー。清武が別格のプレイを見せたが、やはりFWの得点力不足が今期は足を引っ張っている。これで監督を代えても意味がないと思うんだけどね~。

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