「サウジ相手にボールポゼッション率が23.8%のサンドバッグ、見たかこれが”ジャパンズウェイ”だ!」アジアカップ ベスト16 日本-サウジアラビア

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中3日で迎えた決勝トーナメント1回戦。日本の先発は、GK権田、DF長友、吉田、冨安、酒井、ボランチ遠藤、柴崎、2列目が原口、南野、堂安、1トップが武藤の4-2-3-1、サウジは4-3-3のフォーメーションでスタート。

いきなり日本はFKから裏を取られる。その後もサウジが両SBを高く上げて2-1-4-3の形で圧倒的にボールを支配。日本はボールを奪っても相手のコンパクトな守備とプレスバックで全くカウンターをさせてもらえず防戦一方。

日本の守備は、一応DFラインは統率しているんだけど、中盤のポジションがバラバラ、そこでプレスをかけて誰がカバーするかの意思疎通が出来ておらず、あっさりバイタルにスペースを空けて危ないシーンを作ってしまう。

しかし先制したのは日本、前半20分に柴崎のCKに冨安がうまくファーへ逃げながらヘディングを合せてワンチャンスでゴールを決める。

この時間帯ぐらいから、日本は堂安と原口が戻って相手のSBをマークしてサイドを安定させ、ボランチは中央を固めて何とか守備を安定させる。

一時的に、サウジのプレッシャーが落ちた時間帯はあったが、ハタンのゴールポストを巻くシュートからまた勢いを取り戻し、日本は再び耐える時間帯が続き、なんとサウジのポゼッションが7割の前半を終了する。

後半も同じようなペースで試合は運び、15分に日本は武藤がオフサイドギリギリで抜け出しカットインからシュートも相手の足に当たるチャンス。しかしサウジも直後に吉田がサイドの対応を突破され、折返しからフリーでシュートも枠外、26分にはFKからやはりフリーでヘッドという決定機を与えてしまう。

戦前の予想では、サウジは後半にペースが落ちるかと思っていたのだが、日本はほぼ6バック状態でボールを奪ってもまともに攻撃が繋がらず、前線の武藤と南野がボールをキープできず、接触プレイですぐ笛を吹かれる判定にも苦しみ、全くカウンターのチャンスを与えてもらえない。

最後はパワープレイを仕掛けられるが、サウジの攻撃陣に高さが無いのが幸いして何とかボールを跳ね返し、北川と塩谷を守備固めで投入して4分のロスタイムを凌ぎ切って試合終了。

ボールポゼッション率が23.8%という数字が表すように、まあ正直言って日本は弱かったね。サウジとカタールの試合を見ていたけど、日本よりもはるかにカタールは多くのチャンスと得点を決めていて、日本がもしこの試合でカタールと当たっていたらと思うとゾッとする。そういう意味で森保監督は持ってる監督だと言えなくも無いかな(苦笑)。

苦戦の何が原因かって、ボールの位置によってラインの上下、中盤のプレスのタイミングなど、チームで組織が整理・統一されていない事。選手の場当たり的な判断でやってるだけ。DFラインでボールを奪った時に、誰がどこに動いてそこに蹴るという約束事が無いからカウンターにすらならないし、ポジションがバラバラなのでセカンドボールを拾えない。

ポゼッション率にサッカーの強弱は測れないけど、3割すら乗せられず、これだけカウンターがまともに出来ないチームが言って良い言葉じゃない。ベルギー戦から日本は何も進歩していないという事実を、アジアのサウジ相手に思い知らされるとはね・・・フェライニいたらあっさり逆転されてるよな。せめてこういう展開になるなら、お得意の3バックにしたほうがまだ攻撃の可能性があったと思うんだけど。

とにかく、速い攻撃を志向していたハリルホジッチを首にして、日本人監督になった結果が28%のボールポゼッションでひたすら守り倒すサッカーで命からがらアジアカップ8卿って、これが「ジャパンズウェイ」なんですかと小一時間田嶋に説教をかましたいよね(笑)。

まあとにかく次は中2日でベトナム戦。サウジに比べると力が落ちる相手とは言え、組織力に期待できない日本はコンディションの良い選手を並べて個の能力でどうにかするしかない。途中出場で見せ場を作った伊東純也、ラッキーボーイの塩谷などを使った上手くターンオーバーしたいところ。まあそこで勝っても次がイランだから勝てそうな気がしないけどね・・・

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2019/01/21 | 日本代表

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