「ゼロトップが完全に裏目、五輪代表選手が報われず東京惨敗」J1第5節 川崎フロンターレ-FC東京

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今期は川崎ホームで行われる”多摩川クラシコ”のリーグ第1戦。川崎のフォーメーションは4-3-3で、3トップはエリソン、遠野、家長のラインナップ。東京は4-2-3-1で、1トップが荒木、2列目が遠藤、松木、仲川、代表復帰の長友が右SBでスタメン。

東京は、守備時には4-4-2の3ラインディフェンスで待ち構え、攻撃時にはSBが高い位置に上がって松木や荒木が中盤に降りたりサイドに流れたりと、ボールの出し手にもなるゼロトップの戦術。

試合の序盤は、東京がボールポゼッションで若干上回るが、川崎もエリソンのポストプレイで基点を作って徐々に押し返す流れ。どちらも決め手が無いまま淡々と試合が進んでいた34分、左サイドで仕掛けた三浦のグラウンダークロスを木本がスライディング、足でコースが変わってポストに当たったボールを脇坂に押し込まれ川崎が先制する。

ビハインドの東京は反撃の勢いが見られず、43分には自陣でボールを奪われて最後は瀬戸にポストをかすめるシュートを打たれる決定機。そのまま1-0で前半を終了する。

後半の立ち上がりは川崎が勢いに乗った攻撃を見せる。17分には左から崩してシュートも、東京GK波多野が連続してセーブする。19分には東京が荒木、松木、遠藤を下げてジャジャ・シルバ、小柏、ディエゴ・オリヴェイラを投入する。

しかし東京は後半27分、一発のパスに抜け出したエリソンにGK波多野が飛び出しタックルするも、一瞬ボールを先に触られDOGSOの判定で一発レッド。U-23代表の野澤大志ブランドンが入る。

とは言え数的不利をひっくり返すはずもなく、33分に途中出場の山内が左サイドを抜け出し、フェイントからの折り返しを山田が押し込み川崎が追加点。後半ロスタイムには橘田がダメ押しのミドルを決めて3-0で試合終了。

試合を決定づけたのは波多野の退場だが、東京のゼロトップ戦術が全く機能しなかった事実は重い。荒木と松木という五輪代表のスターが完全に試合から消えてしまい、野澤は投入後2失点と、代表メンバーは散々な目に遭ってしまった。1試合を見ただけでは断言は出来ないが、東京はそろそろ次の監督の事を考えた方が良いのではないだろうか。

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