「南野は決死のクリア、モナコは池乃めだか状態でのアウェイ勝利」フランス・リーグアン第15節 レンヌ-モナコ

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何とか3位につけてはいるが、徐々に首位のPSGと引き離されつつあるモナコは、アウェイで12位のレンヌと対戦。レンヌもモナコも3-4-2-1のフォーメーション、ミラーゲームの対戦。南野は右シャドーで先発、左のゴロビン、1トップのバログンとコンビを組む。。

試合は全ポジションでマッチアップしているだけに、最初からガツガツとデュエルが繰り広げられる展開。ややホームのレンヌに勢いがある立ち上がり。8分には珍しく南野がCKを蹴って、味方のヘディングを引き出すなかなかの精度。

レンヌは11分にCKからフリーでテアテがヘッドも枠外、12分にはカマラがレイトタックルでイエローと、モナコは最近のパターンで徐々に守備の綻びが出始める。18分にはフォファナがPAのすぐ外でファールを受けるが、ゴロビンのキックはバーの上。

29分には南野が左に流れてドリブル突破、えぐってクロスもGKにキャッチされる。32分には南野がバイタルで縦パスを受けてスッとターン、左へ展開してのクロスをバログンがヘッドと、徐々にモナコに攻撃のリズムが生まれるようになる。

さらに40分にはゴロビンのFKにフォファナがフリーでヘッドもわずかに枠外、41分にはアーリークロスにバログンが抜け出しシュートもGKがキャッチ。前半ロスタイムにPA内で南野が繋いでアンデルソンがシュートもゴール左、そして無得点で前半を折り返す。

そして後半6分にようやく試合が動く。モナコは左サイドでスルーパスにヤーコブスが抜け出し、クロスに南野とバログンがPA内で絡み、右へ走り込んだヴァンデルソンにパス、これをダイレクトでファーに決めて先制点をゲットする。

そこからレンヌが反撃、それまで低かったWBが高い位置に上がり、ウイングとのコンビでサイド攻撃を活性化。24分には一発のパスに抜け出され、PAすぐ外でシンゴが倒して、ドグソでもおかしくなかったがイエローカード。

しかし後半29分、ヴァンデルソンが2枚目のイエローで退場、モナコは南野がヴァンデルソンのポジションに入ると、33分に相手のクロスを南野が必死に戻ってクリアするファインプレー。ここで南野がディアッタと交代、直後のCKからテアテがフリーでヘッドもモナコGKケーンがファインセーブ。

いつまでモナコは耐えられるかという展開だったが、39分に一瞬の隙を突いてフォファナがドリブルで抜け出し、上手く右に流し込む技ありゴールでモナコが大きな追加点。後半44分にフォファナがPA内で後ろからタックル、PKを与えて1点差に迫られ、その後もレンヌの猛攻を浴びるがケーンが決定機をことごとく止め、モナコは何とか1-2で逃げ切って試合終了。

南野は、ライン間でボールを受けてラストプレイが持ち味の選手だけに、マッチアップで相手にゴリゴリマークされるとなかなか攻撃で良さが出ない。その分、この試合については守備でしっかり勝利に貢献できたのは良かったと思う。

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