「耐えに耐えた苦労が報われる、伊東純也の決勝ゴールで4位浮上」フランス・リーグアン第11節 ナント-スタッド・ランス

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リーグ戦10試合を経過して5位と上位に付けているスタッド・ランスは、今節は7位のナントとアウェーで対戦。ナントのフォーメーションは3-4-2-1のフォーメーション、スタッド・ランスは3-1-4-2の形で伊東と初スタメンのサラマの2トップ。

試合はいきなり開始1分、右からのボールを受けた伊東がPA内に飛び込み右足シュートも、ナントGKラフォンの体に当てる決定機。3分にはカウンターで伊東がドリブルからパスを展開、最後はサラマのシュートが左に外れる。8分には伊東がPA中央で縦パスを受け、ターンからアブデルハミドにスルーパスも、シュートはGKがキャッチ。

10分には伊東がロングパスを受けて絶妙なボールコントロールでチリベジャを振り切って抜け出すも、少しボールが浮いてスピードが落ちたところをチリベジャに追いつかれてシュートまで行けず。

ナントも11分にランスのDF陣が連携ミス、最後はサイモンがGKが出てガラ空きのゴールにシュートも左に外れて命拾い。15分には一発のロングボールから決定機と、この時間帯はナントペースで試合が進む。

それまで中でポジションを取る事が多かった伊東は、右サイドでウイングのようにワイドな位置取りをするようになり、30分には相手を振り切ってクロスもDFにカットされる。35分にはエスブランドが左サイドで粘り、折返しに伊東が飛び込むがDFが付いて行ってクリアされる。

後半も最初はナントに押される展開になるも、4分にカウンターで伊東が右サイドへ抜け出し、股抜きの折返しもサラマとわずかに合わず。その後はナントが連続でCKを獲得、ランスは耐える時間が続く。

ランスは後半18分、ゴールキックから伊東がアウトサイドのパスで展開、最後はPA内でボールを受けた伊東が振り向きざまのシュートを放つがポストのわずかに左へ外す。
ランスは28分にアンカーのマツシワに代えてダラミーを投入、3-4-2-1のフォーメーションに変更、この采配が結果的に当たる。

後半35分、ダラミーが左サイドからクロス、これは相手に当たったが再びダラミーが三苫ばりのえぐって折り返すと、何故かフリーになっていた伊東が難なく押し込んでアウェイのランスが先制する。

その後はナントが当然反撃、35分には中盤でボールを奪うと、最後は右サイドでガブリエルがフリーでシュートも、DFのスライディングで何とか防ぐ。36分にはクリアボールからダイレクトボレーを打たれるが、ランスGKディウフが片手1本のファインセーブ。

ランスも40分にディアキテのドリブルからブシがシュートも、相手選手がライン上でクリア。43分には伊東がお役御免で守備固め、最後はナントの猛攻を浴びまくり、4分にはPA内でこぼれたボールをバンバがフリーで至近距離からシュートもまさかのQBK。最後までナントはゴールを割れず0-1で試合終了。これでランスは4位に浮上した。

伊東はチームが終始劣勢な中でも、何度も守備に戻っては攻撃ではカウンターの起点と、、最後まで運動量が落ちずにゴールだけでなくチームに大きな貢献。今は久保に世間のスポットライトが当たっているが、代表ではまだまだ伊東の壁は大きいように思うね。

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