「ターンオーバー10人の日本、O-23の難敵パレスチナにかろうじて辛勝」U23アジアカップ予選 グループD 日本-パレスチナ

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グループリーグの初戦はパキスタンに6-0で快勝した日本は、第2戦では初戦でバーレーンを下したグループ2位のパレスチナと対戦。

日本のスタメンは前節からGK以外の全員を総取っ替え、GK鈴木彩艶、DF畑、木村、高井、中野真矢、アンカーが川崎颯太、インサイドハーフが山本理仁と鈴木唯人、3トップが小田裕太郎、藤尾翔太、平河悠の4-3-3。

試合は日本が圧倒的にボールを支配するが、どう見てもU-23には見えない選手がずらりと揃っているパレスチナは、コンパクトな3ラインディフェンスを作って守り、フィジカルを活かして個人のゴリ押しで時折攻撃を仕掛けてくる。

前半22分、日本は山本の縦パスを受けた小田が右サイドからダイレクトで折り返すと、最後は藤尾が押し込み先制点をゲットする。30分にはPAすぐ外でFKのチャンスを得るが、山本の直接FKはクロスバーの上に当たってゴールならず。45分にはCKからドンピシャヘッドも相手GKがファインセーブ。

後半のパレスチナはボールを奪ったらとにかく前線にロングボールを放り込み、陣地をかせぐ戦法を取ってくる。2分には右サイドから強引にシュートも鈴木がキャッチ。その後も日本は何度かCKの機会を作るが、どれも得点には繋がらない。

日本は29分に山本と鈴木を下げて藤田譲瑠チマと三戸を投入、32分には藤田が強烈なミドルを放つがGKの好セーブに遭い、こぼれ球を平河が押し込むもサイドネット。日本は37分に山田と内野を投入、直後のCKに藤尾がヘッドを狙い、相手に背中を蹴られたかに見えたがノーファール。

後半42分に日本は細谷を投入、ロスタイムには三戸がDFの股を抜くシュートを放つがGKが横っ飛びで弾く。さらに川崎がライン際をえぐっての折返しを三戸がシュートも決まらず、そのまま1-0で試合終了。裏の試合でバーレーンがパキスタンに勝利したため、日本は第3戦で引き分け以上でグループリーグ1位が確定する。

まあ、明らかにOver-23のパレスチナのほうがパキスタンよりも強かったとはいえ、後半に三戸が入ってやっとセンターに縦パスが入ってチャンスになったのを見ても、日本のレギュラーと控えの間には大きな差がある事を実感せざるを得なかった。グループリーグ最終節のバーレーン戦ではきっちり快勝で締めくくっていただきたい。

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