「逆に日本がドイツに倍返し、ハンジ・フリック監督さようなら」国際親善試合 ドイツ-日本

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カタールW杯で日本に敗れてグループリーグ敗退となったドイツにとって、リベンジマッチとなるシュツットガルトでの国際親善試合。

日本のスタメンはGK大迫、DF伊藤洋輝、冨安、板倉、菅原、ボランチ守田、遠藤、2列目が三笘、鎌田、伊東純也、1トップが上田の4-2-3-1。ドイツがGKテア・シュテーゲン、DFシュローターベック、リュディガー、ズーレ、キミッヒ、ボランチがギュンドアンとエムレ・ジャン、2列目がニャブリ、ヴィルツ、ザネ、1トップがハヴァーツと同じフォーメーション。

試合はアウェイの日本が高い位置からプレスを仕掛ける。ドイツも日本陣内ではハイプレスで、3分には大迫のキックが相手に渡ってあわやというピンチを迎える。すると前半11分、冨安のダイレクトフィードから鎌田、右サイドで菅原がドリブル突破からクロス、ニアで伊東がリュディガーの前で合わせて日本が先制点をゲットする。

そこからはドイツがボールを保持する流れになるが、日本はDFラインを高く保ってドイツの前線を自由にさせない。が、19分にバイタルエリアでギュンドアンにキープされ、ヴィルツ、ザネと渡って三笘の戻りが間に合わず、ファーにゴールを決められ同点。

21分には左サイドで三笘がボールを受け、2人の間を突破して守田にパスもシュートまで行けず。そして22分、また伊藤のキープから鎌田、菅原がオーバーラップして折返し、伊東のシュート性のボールが上田の足に当たってゴールが決まる珍プレーで日本が勝ち越す。

その後は、サイドに大きく開いたサネとのマッチアップで、伊藤が劣勢になって何度か危ないシーンを作られるが、相手のシュートミスもあって失点には至らず。逆に41分に相手のミスを拾った上田がGKと1対1もシュートはセーブされ、1-2と日本がリードを保って前半を終了する。

後半開始早々、テア・シュテーゲンのミスを拾った伊東が巻いて落とすシュートもわずかに枠外のビッグチャンス。3分にもDF裏に飛び出した伊東から上田がシュート、GKが防いだ跳ね返りを守田がシュートも相手に当たって枠外。

日本はここから5バックに変更、三笘がWBになって下がっていたが、13分には日本がボールを繋いで三笘がシュートもGK正面。ここで鎌田と上田が下がり、谷口と浅野が投入、浅野の1トップにWBが伊藤、三笘がSHの位置に上がる。19分にはドイツもシュローターベックとエムレ・ジャンに変えて、ゴセンスとグロスを投入。

ボールは圧倒的にドイツが支配するが、25分にはカウンターから浅野が抜け出しシュートはGKに防がれ、こぼれ球を三笘が拾ってシュートもまたテア・シュテーゲンがキャッチ。28分にドイツはハヴァーツとヴィルツを下げてミュラー、ブラントと入れる。日本も伊東と守田が下がって久保と田中碧が入る。

後半36分にはドイツはニャブリからシャデに変わり、日本は三笘と菅原が下がって堂安と橋岡が入る。そして45分、ゴセンスのバックパスを久保がカット、ドリブルで持ち込んでテア・シュテーゲンと1対1もあっさり横パス、後ろから走り込んだ浅野が難なく決めて3点目。ロスタイムには久保が右サイドで溜めてピンポイントクロス、田中碧がヘディングを決めてダメ押しの4点目、そしてブーイングに包まれながら試合終了。

いや日本が良かったのも確かだけど、それ以上にドイツがどうしようもなかった。攻撃はほぼザネ頼みで前線の選手は全く存在感が無く、ワールドカップの内容と比べても雲泥の差、完全にハンジ・フリック監督の指導力が失われているのは間違いなく、これで解任は確実だろう。

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