「負けている方が倒れて時間稼ぎの謎」U23アジアカップ予選 グループD 日本-パキスタン

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来年4月に行われる、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップ・カタール大会の本戦を目指す、バーレーンで行われた予選大会。全部で11のグループがあり、各組の首位と、2位の中から上位4チームが本大会に進出する。

日本のグループDは、パキスタン、バーレーン、パレスチナが相手。初戦のパキスタン戦は、テレビの放送は無かったが、バーレーンスポーツチャンネルというYoutubeアカウントがフルマッチの動画を提供していたので、それで試合を見てみた。

日本はGKが鈴木彩艶、DF内野、西野、鈴木海音、大畑、アンカーが藤田譲瑠チマ、インサイドハーフが三戸と松木、3トップが細谷、斉藤光毅、山田の4-3-3。

試合は最初から日本が圧倒的にボールを支配、決定機を2度作るも得点出来なかったが、12分にCKから鈴木海音があっさり足で合わせて先制。その後は日本が攻めあぐね、30分にはグラウンダーのクロスに完全なフリーだった松木がまさかの空振り、QBKにすら出来ない大失敗でリズムが悪い。

しかし前半43分になってようやく松木のスルーパスから左をオーバーラップした三戸が引っかかりながらもシュートを決めて追加点。ロスタイムにも細谷がヘッドの折返しをボレーで決めて3点目。

後半開始早々の5分に、細谷のパスに走り込んだ松木が倒されPK。U-20W杯で自身のPK失敗でグループリーグ敗退を招いただけに、自分では蹴らずにキッカーは細谷で、これを豪快に蹴り込み4点目。12分には、DFライン裏へ飛び出した松木がトラップしたところをGKに倒されまたPK。今度は藤田が決めて5点目。

そして後半19分に、藤田、松木、斎藤とパスが繋がり、折返しを三戸が押し込み6点目。そこからは何故か負けているほうのパキスタンが、GKやDFが倒れて時間を潰す不思議な流れ。日本もあまり無理には攻めずに試合をコントロール。

パキスタンが倒れまくっていたので10分以上はロスタイムがあったと思うが、結局計上されたのは6分。そのままスコアは動かず6-0のまま試合終了。正直、力の差は点差以上にあった相手ではあるが、難しい初戦をしっかり勝ちきった事が大事である。次の試合は、A代表ドイツ戦と同じ9月9日で相手はパレスチナ。きっちり勝ってA代表に繋げたい。

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