「守田の黒子プレイはリバプールの遠藤と正反対」ポルトガル・プリメイラリーガ第4節 ブラガ-スポルディングCP

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今期は開幕から3連勝と好調なスポルディングCPは、アウェイで昨シーズン3位、今期もチャンピオンズリーグ本戦の出場が決まっている強豪ブラガと対戦。ブラガのフォーメーションは4-2-3-1で、スポルディングは3-4-2-1、守田は開幕から4戦連続のスタメン出場。

試合はまずポゼッションでスポルディングが優位に立ち、ダブルボランチのヒュルマンドがアンカー的なポジションを取り、守田はインサイドハーフ的にプレイ。6分には左に流れた守田がクロスで惜しいチャンスを作る。

しかし前半10分過ぎからはブラガがボールを保持する展開、そんな中、隙を突いて守田が絶妙のスルーパスも、ブラガGKマテウスが果敢に飛び出してクリアする。すると前半25分、スポルディングは中への縦パスを受けたペドロ・ゴンサウヴェスが2人に囲まれながら、ゴール右上にシュートを突き刺して先制する。

その後はブラガが攻勢、守田は33分に相手の肘打ちを受けて倒れたが、直後に守田が相手を足裏で踏みつけた判定でイエローカード。38分には、守田の横パスを受けたヒュルマンドがゴールを決めるも、シュートコース上にいたペドロ・ゴンサウヴェスでオフサイドの判定。

後半はビハインドのブラガが攻勢に出る展開、守田も最終ラインに吸収されるシーンが増えるようになるが、12分にはカウンターからエドワーズのパスにギケレシュがシュートもGKマテウスに阻まれる。その後も何度かスポルディングにはカウンターのチャンスはあったのだが決められない。

次にスコアが動いたのは後半33分、自陣ゴール前やや右の位置でブラガンサがファールを与えてしまい、ブラガのジャロがニアに直接FKを決めて同点。逆に後半37分、スポルディングもFKを得ると、守田のクロスは惜しくもシュートまで行けず。

後半7分のロスタイム中に、ブラガのジョルジ監督が2枚目のイエローで退場という場面はあったが、スポルディングが何とか最後まで守り切って1-1のドローで試合終了。スポルディングは4連勝ならずも同勝ち点で3位をキープした。

守田は良い意味でほとんど目立たず。センターからほとんどポジションを動かず、常にパスコースを作ってボールを受けては散らし、黒子役に徹しつつ要所で厳しく守備をするプレイ。リバプールの遠藤デビュー戦と全く違ってちょっと笑ってしまったよ。W杯ドイツ戦は出場できなかったので期待だね。

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