「ミダス王のように全てのボールを黄金に変えた伊東」フランス・リーグアン第25節 スタッド・ランス-トゥールーズ

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リーグアンで10位のスタッド・ランスと、勝ち点差2で11位のトゥールーズというライバル同士の直接対決。ランスのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップがバログン、2列目がフリプ、ムネツィ、伊東の並び。対するトゥールーズは4-3-3、オナイウ阿道はベンチスタート。

試合は開始2分で、インサイドに入った伊東がバイタルで横パスを受けてシュートも、インサイドに引っかかって左に大きく外す。トゥールーズはランスがムネツィをインサイドハーフに下げた4-3-3にシフトした事で、中盤をマンマークでプランを組んでいたトゥールーズはバイタルを見る選手が誰もおらず、そこに伊東が入り込んだ形。

さらに前半4分、中盤で浮いたボールに伊東が前に出たニコライセンと入れ替わって飛び出し、DFがルオーが転んで遅れ、最後はフェイントでGKをアンクルブレイクさせての技ありゴールで先制。その3分後には、また伊東がセンターでパスを受け中へ行くと見せかけて外へパス、これをムネツィがニアハイにシュートを叩き込んで追加点と、”伊東トップ下”攻撃であっという間に突き放す。

その後はトゥールーズもロピが下がってバイタルを埋める形で守備を修正、14分にダリンガがスルーパスからシュートもランスGKディウフが片手で止める。しばらく膠着状態が続くが、33分に再びトゥールーズが押し込み、34分にはFKからフリーでヘッドを打たれるがディウフが横っ飛びでキャッチ。39分にはダリンガのマークに付いたケイタが転び、シュートを打たれるがGK正面。

40分には伊東がまたセンターでボールを受けてドリブルで1人を交わしてフリプに絶妙なスルーパス、しかしフリプはシュートのコースが甘くてGKにキャッチされて3点目ならず。44分には右サイドでボールを受けた伊東が中に降りてパスを引き出し、2人のマークを引き付けてパス、ロピのシュートは相手に当たる。

後半はまたランスが攻勢に出る。8分には右サイドでパスを受けた伊東からDFラインの裏にカーブをかけた精妙なパス、バログンの折り返しにムネツィが合わせるもポストに当たる決定機。トゥールーズも盛り返し、15分にはファン・デン・ボーメンの直接FKがクロスバーに激突。直後には伊東がバイタルでボールを受けてドリブルからシュートも相手に当たる。

その後も伊東はキレキレのプレイを連発、23分には伊東のCKからアブデルハミドがヘディングを決めてゆりかごパフォーマンス。これで伊東は1G2A、3ゴール全てにスコアポイントを決める大活躍。後半30分にはオナイウ阿道が交代で右ウイングのポジションに入る。

ただ、トゥールーズの攻撃は相変わらず左サイド偏重で、オナイウ阿道にまでボールが入る機会が無い。ようやく40分に右サイドからワンツーリターンを受けるが、トラップが流れてシュートまで行けず。そして後半42分に伊東はお役御免。

ロスタイムにオナイウ阿道がセンターからドリブル、ラストパスは相手に引っかかってミス。そしてそのまま試合は3-0でスタッド・ランスが快勝した。

この試合の伊東は、まるで触れるもの全てが金になったギリシャ神話のミダス王のように、1G2Aという結果のみならず、ドリブルは必ず成功、パスは味方にピンポイントと、プレイのほとんどでチャンスを生み出していた。ぜひこの調子を続けていただきたい。

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