「鎌田が勝ち越しゴールも、長谷部がいれば防げたかもしれない失点でドロー」ドイツ・ブンデスリーガ第31節 フランクフルト-ホッフェンハイム

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リーグ戦の方は、残り4試合で現在10位と来期の欧州戦への可能性が少なくなっているフランクフルトは、ホームで8位のホッフェンハイムと対戦。ただしホッフェンハイムは5試合勝ち無しと調子を落としている。

フランクフルトのフォーメーションは3-4-2-1で、鎌田は左ウイングでこの試合も先発。対するホッフェンハイムも3-4-2-1のミラーゲーム。

試合はホームのフランクフルトがボールを支配、鎌田はいつになくボールサイドに顔を出して積極的に関与する姿勢を見せる。が、前半12分にホッフェンハイムが左サイドをワンツーで抜け出し、クラマリッチのクロスをエンディカが頭で合わせて見事なオウンゴールを決めてしまう。

その後は5バックで守るホッフェンハイムに対してフランクフルトは攻め手が無く、前半23分にはホッフェンハイムがサイドへのロングボールから最後はダブールがシュートもフランクフルトGKトラップが片手1本でセーブする決定機。

しかし前半32分、フランクフルトは左サイドでのコスティッチのドリブル突破からのシュートはホッフェンハイムGKバウマンにセーブされるが、CKからゴール前でフリーになっていたエンディカが決めてフランクフルトが同点に追いつく。

ジリジリとミラーゲームを盛り返すフランクフルトは、前半42分に鎌田からコスティッチに必殺のスルーパスが通るが、クロスに味方が重なって飛び込んでしまいシュートまで行けず、1-1のまま後半戦へ。

後半はしばらく一進一退の攻防が続くが、20分にフランクフルトはCKから相手のクリアミスを拾い、左サイドでエンディカからパスを受けた鎌田がファーに狙いすましたシュートを決めてフランクフルトが勝ち越しに成功する。

しかし受けに回ったフランクフルトに対して、ホッフェンハイムは後半33分に右サイドからのクロスにエンディカの前にスッと入ったリュテルが頭で流し込み同点に追いつく。ここで鎌田がアッヘと交代。

フランクフルトは後半35分にフルスティッチのシュート、37分にはコスティッチのクロスと決定機を作るが、ホッフェンハイムも後半45分に右からのクロスにクラマリッチが合わせるもGKトラップがファインセーブ。

結局試合は2-2のドローで終了。フランクフルトはせっかく逆転したのに、どちらももったいない失点で勝ち点2を逃してしまった。守備をコンパクトに保てる長谷部がいたらと思うのだが、もうフランクフルトの首脳陣は世代交代ありきで考えが固まっているようだ。

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