当初はベンチスタートだったが、9節フランクフルト戦から先発で起用され始めた浅野。9位のホッフェンハイム戦でも4-3-3の右ウイングとしてスタメン。対するホッフェンハイムは3-1-4-2のフォーメーション。
試合はホームのボーフムが前線から積極的にプレスを仕掛け、浅野も最初から走り回る。しかしホッフェンハイムはボールを奪ってからの攻撃が速く、16分には浅野へのパスがカットされてクラマリッチのゴールをかすめるミドル、19分にはベブーがGKと1対1になるもシュートはバーの上と、度々ボーフムゴールを脅かす。
なかなか良い形でボールを持てなかった浅野は、22分に相手と入れ替わって抜け出そうとしたところでファールを受ける。33分には右サイドでパスを受け、ドリブルからクロスも味方に届かず。39分にはボールを奪って抜け出そうとしたところで倒されフォクトにイエローカード。
後半15分ごろから、浅野は交代で入ったホルトマンとポジションが代わって左に入ると、後半20分右サイドをホルトマンがドリブル突破、ニアに入った浅野がスルー、パントビッチのシュートはDFに当たったが、こぼれ球のクロスをノヴォトニーがゴール、一度はオフサイドと判定されたがVARで得点が認められる。
その後はホッフェンハイムが当然攻勢を強めるが、26分には浅野がスルーパスに抜け出すもギリギリでDFに挟まれシュートならず。しかし後半29分、カウンターからパスを受けたノヴォトニーがPA内で倒され、これはファールにならなかったがその後グリリッチュに突き飛ばされ、これがイエロー＆PKの判定。ボーフムのキッカーは何とGKのリーマンだったが、パントキックで思いっきり上に外してしまう（笑）。
ここまでシュートが無かった浅野だったが、後半ロスタイムに相手のバックパスヘッドを拾ってダイレクトボレー、しかしこれはクロスバーに当たってゴールならず。しかし3分に相手のゴールキックをボーフムが跳ね返すと、DFラインと入れ替わってホフマンが抜け出しシュートもゴールポスト。
しかし試合終了間際、ホッフェンハイムはCKの場面でGKバウマンが上がる。しかしこぼれ球を拾ったボーフムは、左サイドからパントヴィッチが無人のゴールに60mの超ロングシュートを決めて追加点、そして試合終了。
試合はいろいろ面白かったけど、浅野自身は最後まで攻守に走り回っていたものの、ロスタイムのシュートまであまり攻撃に存在感は見せられなかった。足元にボールが入るとキープ出来ずにだいたい体を当てられてロストするのも印象が悪い。右SH不足の代表にとって朗報になるかと思ったんだけど、やや期待はずれだったかな～。
