「絶好調のサンジロワーズ、三苫は大人しかったが森岡との日本人対決で圧勝」ベルギー・プロリーグ第14節 ユニオン・サンジロワーズ-シャルルロワ

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現在リーグ戦4連勝中で首位を快走しているユニオン・サンジロワーズは、ホームでシャルルロワと対戦。この試合も三笘は3-1-4-2の左WBで先発、シャルルロワは3-1-4-2のフォーメーションで、森岡は最近の2トップではなく左のインサイドハーフで先発。

サンジロワーズはホームであっても、基本的には5-3-2の形で後ろに重心を置いた戦い方で、ボールを奪うとベルギー代表に初招集されたヴァンゼイルとウンダブの2トップにボールをとにかく放り込むサッカーに徹している。

そのため三笘も守備に回る時間帯が続いていたが、ようやく前半13分に自陣の深いところからドリブルを開始、ウンダブとのワンツーで左サイドを抜け出すと、再びPA内のウンダブにパスするがシュートまで行けず。24分にもフェイントでマークを突破、そのまま相手陣内へドリブルで攻め込んでワンツーを狙うが通らず。

前半29分、左サイドで三笘が絡み、テウマが高い位置に流れてパスを受け、クロスをニアに入ったヴァンゼイルがスルー、裏にいたウンダブが決めるという、いつもの2トップでサンジロワーズが先制する。さらに34分、右サイドの突破からニールセンの股抜きパスを受けたニューコープがニアに決めて2点目。

さらに前半39分、サンジロワーズのCKからヘディングのボールがゴールポスト、ゴール前に詰めていたウンダブがGKより先に触って押し込むが、審判の判定はオフサイド。しかしVARでゴールが認められ前半だけでサンジロワーズが3点をリードする。

後半はDAZNの通信回線トラブルのために、後半8分になってからようやく放送復帰。するといきなり9分に、左サイドの高い位置で浮き球のパスを受けた三笘が、絶妙のトラップからPA内へドリブル、シュートはゴールポストに当たって惜しくも決まらず。三笘は15分にもヴァンゼイルからパスを受けてPA内へドリブルも相手に奪われる。

後半25分を過ぎるとサンジロワーズは自陣に4-4-2のゾーンを作って守る形になり、シャルルロワがボールを保持する流れに。しかし後半33分、三笘からテウマにつないだ後のクロスをカイエンベが自陣ゴールにヘディングしてしまい4点目。これで完全に試合は決まってしまった。

三笘は味方が早々に得点を積み重ねたせいか、あまり無理して高い位置を取らず、主に守備でバランスを取って無難にプレイしてた様子。そのせいか守備のポジショニングには慣れて来たようで、前節に比べるとバタバタした対応が無くなって落ち着いたプレイぶりで、まずまず安心して見る事が出来たかな。逆に森岡は、サンジロワーズの強固な5-3-2の守備ブロックの外側でしかボールを受けられず、神出鬼没の彼らしさがほとんど出せなかった。サンジロワーズ強し。

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