終盤に来て怪我人が続出、ここ最近は3連敗中のシュツットガルトは、アウェイでライプツィヒと対戦。シュツットガルトは現在公式戦全試合先発の遠藤が当然ボランチに入った3-4-2-1、ライプツィヒは3-1-4-2のフォーメーションでスタート。
試合は立ち上がりこそシュツットガルトが押し込んだが、10分ごろにはライプツィヒがポゼッションを強め、遠藤もDFライン近くで守備をする場面が多くなる。さらに前半14分、ボランチで先発していたアーマダがスパイクの裏で相手を踏みつけるファールで一発退場、早速10人でのプレイを強いられる。
シュツットガルトは5-3-1の形で遠藤がアンカーに、シャドーのフェルスターとカストロが中盤に下がる。その後は圧倒的にライプツィヒがボールを支配、シュツットガルトはカウンターすら仕掛けられない。37分にはライプツィヒの連続攻撃を浴びるが、シュツットガルトはGKコベルのファインセーブでかろうじて凌ぐ。
前半は何とか耐えていたシュツットガルトだったが、後半開始早々に右からのアーリークロスにハイダラが頭1つ抜けるヘディングを叩き込んでライプツィヒが先制する。その後も試合のペースは変わらず、18分にも強烈なミドル、こぼれ球のボレーと連続の決定機をコベルが防ぐ。
しかし後半20分にフォースベリがPA内へドリブルで入ったところをマヴロパノスが押して倒してしまいPK、これをフォースベリ自身が決めて2点目、これでほぼ勝負は決まってしまった。
シュツットガルトはスピードのあるクリバリを前線に残す対策はしたものの、やはり多勢に無勢。結局シュツットガルトはシュート1本に終わり0-2で完敗。これで公式戦は4連敗となってしまった。
遠藤は、相変わらずデュエルでは強さを発揮、ボールを奪ってそのまま2人を引き連れるドリブルからクリバリにスルーパスするなど攻撃でも気を吐いたが、ボランチの相棒が早々に愚かなファールで退場してしまってはどうしようも無し。次に切り替えるしか無いね。