「伊東の技あり先制ゴール、ゲンクが5度目のベルギーカップ優勝!」ベルギーカップ決勝 スタンダール・リエージュ-ゲンク

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レギュラーシーズンをプレーオフ1圏内の4位で終了したゲンクと、プレーオフ2行きになった6位のスタンダール・リエージュが対戦した今期のベルギーカップ決勝。伊東は4-2-3-1フォーメーションの右SHで先発、スタンダール・リエージュは中盤ダイアモンドの4-4-2。

試合はスタンダール・リエージュがボールを保持する流れで始まるが、いきなり5分にゲンクはトアストヴェトのミドルがゴールポストを叩き、こぼれ球に伊東が詰めるもオフサイドの決定機。

しかしその後はどちらもあまり高い位置からプレスをかけに行かず、サイドを中心にボールを繋ぐ慎重な試合運びに終始。前半28分、何故か左サイドに移っていた伊東がループシュートを狙うがGKにあっさりキャッチされる。

前半35分以降はスタンダール・リエージュがゲンクを押し込むが、ゲンクも後半41分にボンゴンダのドリブルからシュート、これはスタンダール・リエージュGKボダールが弾いたが、こぼれ球をまたシュートと連続でチャンスを作るが得点ならず。

均衡が敗れたのは後半3分、ゲンクは中盤左サイドでボールを奪うと、左サイドに張っていたボンゴンダから中央寄りでインナーラップした伊東にパスが渡り、冷静にファーへ流し込みゲンクが先制点をゲットする。さらに10分にも右からのパスに伊東がダイレクトで合わせるも大きく浮いてしまう。

その後もゲンクのペースは続き、後半17分には右サイドの伊東から絶妙なチップキックが中に通り、トアストヴェトがGKより先に触るがボールはゴールの左に外れてしまい、伊東はアシスト未遂。

そこからは互いに中盤が空いてオープンな展開になり、後半33分には伊東のクロスにオヌアチュが胸トラップからシュートもGKに阻まれるが、35分にGKからのフィードをオヌアチュがフリック、ボールを拾ったボンゴンダが伊東と同じようなシュートを決めてゲンクが追加点。

スタンダール・リエージュは後半38分、左からのクロスにムレカが頭で合わせたゴールを決めて1点差。これで勢いが出たスタンダール・リエージュがゲンク陣内で攻撃を展開するが、ゲンクは5バックにして伊東も中盤に位置取りするなど守備固め、4分のロスタイムも上手く時間を使って逃げ切り、カップ戦の優勝を決めた。

伊東は値千金の先制ゴールを決めたが、それ以外は何本か良いクロスがあったぐらいで出来としてはあまり良い方では無かった。が、カップ戦の決勝は全てが結果。サポーターの大歓声が無いのは残念だけど、とにかく優勝おめでとう!

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