「堂安・奥川揃い踏みも、ひたすら走るだけで徒労の勝ち点1」ドイツ・ブンデスリーガ第27節 マインツ-アルミニア・ビーレフェルト

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現在リーグ15位のマインツと17位のビーレフェルトという、残留争い直接対決。マインツは3-1-4-2のフォーメーションで、ビーレフェルトは前節の試合で軽度の靭帯損傷という事でU-24代表の試合には不参加だった堂安がトップ下に入り、奥川が右のインサイドハーフに入った4-3-1-2の形でスタート。

まず前半9分に、ビーレフェルトは奥川がゴールライン際をドリブルで抜き、クロスにヘディングで合わせるもわずかにバーの上。12分には堂安がFKを得るも得点には至らず。14分にはマインツがゴール前で抜け出すもシュートはGKオルテガがセーブする。

一応試合を作っているのはマインツで、ビーレフェルトはひたすらマイボールになったらどんな状況でもひたすら前に長いボールを蹴り込むばかりで、堂安や奥川がボールを触る機会がほとんど無い。

ようやく試合が動いたのは後半9分、PA内でマインツのブルカルトがフェイントからシュートの体制に入ったところをファン・デル・ホールンが後ろから掴んだという判定でPK、これをブロシンスキが決めてマインツが先制する。

後半25分、得点の臭いがしないビーレフェルトは奥川に代えてクロスを投入、堂安が右のインサイドハーフに下がる。29分にクロスが相手の肘打ちを食らってファール、ゴール前25mからフォルクザマーが蹴ったFKは壁に当たったが、セカンドボールをまたフォルクザマーが拾ってのシュートが決まり同点。

その後は堂安もほぼ守備に専念、マインツに2度ほど危険なシュートを打たれる場面はあったが、ともに失点には至らず。ロスタイムには相手のシュートチャンスを堂安がスライディングで防ぎ、そのまま1-1のドローで試合終了。

ビーレフェルトは堂安も奥川もまともな仕事は出来ず、ひたすら守備に走り回りだけの90分だったが、内容はどうあれアウェイで勝ち点1という最低限の結果がチームにとって全てであり、まさに「ザ・ブンデスの残留争い」という試合だったね。

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