「鎌田、久保、三好ら2列目の下剋上に期待」国際親善試合パナマ戦展望

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さて今日はオーストリア遠征の初戦であるパナマ戦ですが、スタッフに新型コロナウイルス感染者が出たものの、幸いにも残りのメンバーが全員陰性という事で無事開催できそうで何よりです。と言うわけで、ざっと恒例の展望を書いてみます。

先のオランダ遠征では、守備面では合格点を与えられたものの、攻撃についてはしょっぱい限り。これまで代表での生命線であった、柴崎>大迫の縦パスラインが、どちらもクラブでの不調を引きずってすっかり影を潜めてしまい、攻撃らしい攻撃は伊東純也のクロスのみで、しかも中にいる選手がFWの1枚のみというケースがほとんどで、何百本クロスを上げても点が取れそうに無かった。

今回の遠征では、柴崎はクラブで得点をマークするなど復調気味だが、大迫はチーム事情により不参加。FWが鈴木武蔵と浅野というポストプレイがお世辞にも上手いとは言えない選手しかおらず、西野ジャパンのような組み立ては期待できそうにない。

となると、やはり攻撃のカギを握るのは2列目のメンバー。原口、伊東、南野、鎌田、久保、三好、そしてロストフでインサイドハーフをやっている橋本、ウイングでも使える菅原も展開によっては入ってくるかもしれない。守備力を考えると、原口はメキシコ戦での先発が濃厚なので、パナマ戦は左SHに誰が入るのかが注目される。右SHは伊東が第一チョイスだが、堂安が抜けたので三好にもチャンス。トップ下も南野が今は順列で上だが、クラブで出番を失っているので鎌田と久保がひっくり返す可能性は十分にある。

もう1つのポイントはフォーメーション。オーストリア遠征では吉田、冨安、遠藤のトライアングルは非常に強固だったものの左SBの安西が穴になっていたが、そこに長友が戻って来て4バックが安定するかどうか。森保ジャパンの3バックは、安定はするけども攻撃は本当にショボくなるので、アジア予選の事を考えれば力が劣る相手にしっかり得点を重ねて勝ち上がる可能性を見せていただきたい。

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