「レヴァンドフスキとニャブリの最強2トップ、アウェイでチェルシーを粉砕」UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦 第1レグ チェルシー-バイエルン

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プレミアリーグで首位のリバプールから勝ち点35も離されて4位のチェルシーと、ブンデスリーガで首位に立っているバイエルンとの対戦。ホームのチェルシーは前節のスパーズ戦と同じ3-4-2-1のフォーメーションで、バイエルンは4-4-2の形。

試合はアウェイながら終始バイエルンがボールを保持する流れで、特に序盤は自陣でのミスが多くて何度かバイエルンに決定機を作られるが持ちこたえ、前半36分にはスルーパスからゴールを横切るグラウンダーのシュート性のクロス、コバチッチの突破からアロンソのシュートと連続して惜しい場面を作る。

後半早々にチェルシーが惜しいチャンスを作ったが、6分にバイエルンはニャブリがサイドに流れたレヴァンドフスキにパス、その折返しを再びニャブリが合わせてバイエルンが先制する。さらに9分、バイエルンはノイアーのキックからレヴァンドフスキが頭で落とし、ニャブリとのコンビネーションからまたニャブリがファーにシュートを流し込み2点目。

ここでチェルシーはウィリアンとアブラハムを投入、スピードのあるサイド攻撃でバイエルンを追撃するが、ゴール前でのクロスなどラストプレイがどうにもタイミングが合わず、得点を奪うことが出来ない。

チェルシーがペドロを入れて4バックに変更した直後の後半30分、デイビスが勢いに乗って3人の囲みを抜いて左サイドを突破、折返しをドフリーになっていたレヴァンドフスキが難なく決めて3点目、これで試合は勝負あり。

その後はチェルシーがウィリアンらを中心に点差を詰めるべく攻勢に出るが、個人技に頼った攻撃が中心でバイエルンの守備を崩しきれず、逆に38分にマルコス・アロンソが手で相手の顔をはたいた判定で一発レッド、万事休す。

一応は第2戦を残しているとは言え、ホームで0-3という結果はチェルシーにとって相当に厳しいと言わざるを得ない。常に正しいポジションに選手がいて効果的に攻撃が繋がるバイエルンに比べて、チェルシーは個人がバラバラに攻めていて肝心な時にタイミングが合わず、個人でも組織力でもバイエルンが一枚上手である。この試合でレヴァンドフスキが怪我をしたらしいが、バイエルンの優位は動きそうにない。

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