「冨安は起用されず、先発のキヴィオルが失点の原因に」UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝 第1レグ アーセナル-バイエルン

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プレミアリーグ首位のアーセナルと、ブンデスリーガ2位のバイエルンというカードになったCL準々決勝、第1戦はアーセナルホーム、エミレーツ・スタジアムでの対戦となった。

アーセナルは4-3-3のフォーメーションで、ハヴァーツ、マルティネッリ、サカの3トップに、左SBはキヴィオルが先発、冨安とジンチェンコはベンチスタート。対するバイエルンは4-2-3-1で、1トップがケイン、2列目がニャブリ、ムシアラ、ザネの並び。

試合はホームのアーセナルがボールを保持し、バイエルンがカウンターを狙う展開。前半12分に右サイドへサカが飛び出し、そのルーズボールをアーセナルが拾って中に入ったサカがゴール左に上手く流し込み、アーセナルが先制点をゲットする。

アーセナルも反撃、16分には右サイドからオーバーラップしていたホワイトがPA内でシュートの決定機も、バイエルンGKノイアーがキャッチ。しかしバイエルンは18分にガブリエウとマルティネッリの呼吸が合わず、ボールを拾われてのカウンターからムシアラに押し込まれ同点。

さらに前半30分、右サイドで縦パスを受けたザネがキヴィオルのマークを振り切ってターン、そのままドリブルで持ち込みPA内でたまらずサリバが足を引っ掛けてPK。これをケインが落ち着いて決めて再びバイエルンがリードする。

当然、アーセナルは反撃を試みるも、バイエルンはムシアラが守備に下がってアーセナルの中盤を上手く潰し、攻撃の組み立てを許さない。そのままアーセナルは決定機を作れず前半を折り返す。

後半からアーセナルは守備の穴だったキヴィオルに代えてジンチェンコを投入する。アーセナルがリードしていれば冨安だったかもしれない。そしてアーセナルはサイドへのロングボールを増やすが、最後の部分でなかなかバイエルンの守備を崩しきれない。そしてアーセナルは22分にトロサール、ジェズスを投入。

すると、そのジェズスのドリブルでの切れ込みから横パス、これをトロサールが流し込んでアーセナルがようやく同点に追いつく。しかし逆にアーセナルは中盤でミスが増え、90分にはコマンのシュートがポストとバイエルンに決定機。

後半のロスタイム5分に、サカが右サイドを抜け出してPA内でカットイン、飛び出したノイアーが足を引っ掛けて倒れたかに見えたが、サカのダイブと判定されノーファール。結局試合はそのまま2-2で終了、ドローで次のバイエルンホームでの試合に臨む事になった。

交代の采配は当たったが、左SBのキヴィオル起用が裏目に出たアルテタ采配。冨安は結局出場しなかったが、温存なのか怪我なのか・・・2戦目はバイエルンホームだけに、冨安に問題が無いなら出番のチャンスが回ってきそうだ。

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