「こりゃクロップ監督が南野を欲しがるのも無理はない」FIFAクラブ・ワールドカップ 準決勝 リバプール-モンテレイ

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ちょうど今日、南野のリバプール移籍が決まったのもあって、入団したらどこのポジションで起用されるのだろうかと想像しながら、クラブW杯の準決勝モンテレイ戦を見てみた。

リバプールはワトフォード戦から5人を入れ替え、ファン・ダイクはベンチ、3トップがシャキリ、オリジ、サラー、中盤がチェンバレン、ヘンダーソン、ララーナという並びだったんだけど、クラブW杯初戦という事でおそらく7割程度の力で戦っていたのだとは思うが、正直パッとしない内容だったね。

前半12分にサラーの股抜きスルーパスからナビ・ケイタのゴールで先制した時は、これは楽な試合になるかなと思ったのだが、その直後にあっさり失点してしまうと、その後もモンテレイのモリ、パボンのコンビが強力で、GKアリソンの好守が無ければ2~3点取られていてもおかしくない展開だった。

その苦戦の原因は、守備よりも攻撃が機能しなかった事。サラーはいつも通りで特に問題ないのだが、左ウイングで先発したシャキリが全く機能せず、後半からはサラーを1トップにしてシャキリを本来の右に移したのだが、今度は左に置いたオリジがもっさりでアジリティ不足と、どう並べても機能不全を起こしていた。

後半途中にマネを入れると、ようやくリバプールらしいスピード溢れる攻撃が見られるようになり、後半43分にフィルミーノを入れたら、あっという間にアレクサンダー・アーノルドのクロスをワンタッチで合わせて決勝ゴールを決めてしまったのだから、それまでとの落差に笑うしか無い。

レギュラー3トップの中に割って入るのは無理だとしても、シャキリやオリジの代わりは十分出来そうだし、チェンバレンやララーナに代わってインサイドハーフとしてもプレイ出来るかもしれない。そういう意味では、確実に南野はリバプールの戦力底上げに貢献出来るのではないだろうか。いや、実に楽しみである。

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