「広島の猛攻を凌いだ札幌、ガンバを食う可能性は大いにある」ルヴァンカップ サンフレッチェ広島-コンサドーレ札幌

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第1レグを3-2で札幌のリードで迎えた第2レグ。広島も札幌もフォーメーション的には3-4-2-1のミラーゲームという展開。

立ち上がりは得点が必要な広島が攻めるかと思われたが、アウェイゴールの失点を恐れてかそれほど前に出てこず静かな展開で始まったが、8分に札幌のボールを奪ってから川辺のシュートがわずかに枠を外れる決定機。しかし札幌はその直後にGKからのぼーるを受けたアンデルソン・ロペスがドリブル、ターンからそのままミドルを決めてしまう。

勝ち抜けには2点が必要になった広島だが、5バックで自陣にブロックを作る札幌の前にボールを持たされる展開になり、ハイプレスで高い位置からボールを奪おうとしても、ミラーゲームの形になっているので1対1で違いが見せられないとなかなか機能させるのは難しい。35分には川辺とのワンツーから渡が抜け出すもゴールならず。

後半から広島は青山、ハイネルを投入、札幌は早坂を入れる。すると早速、広島のCKの場面で、菅野が飛び出したもののボールに触れず、こぼれ球が最後は渡に当たってゴールイン、広島が追撃の1点を返す。

その後は広島が完全に試合のペースを握るものの、札幌もGK菅野を中心に5バックでしかり守る。後半37分にはカウンターから柏が完全に抜け出し、折返しを青山がシュートも相手に当たってゴールならず。さらに45分にもまたカウンターから柏がシュートも茂野がセーブ。

後半ロスタイム5分にも青山のクロスのこぼれ球をハイネルが合わせるも、シュートはわずかにポストをかすめたが、結局試合は1-1で終了、2試合トータルは4-3で札幌がルヴァンカップ準決勝へ進出した。

広島は最後に猛攻を見せたものの、何度かあった決定機をものに出来ず1点差で敗退。札幌は最後まで粘りを見せて良く守りきった。次の対戦はガンバ大阪、まだ補強した選手がフィットしきれてない相手だけに、決勝進出のチャンスは大いにありそうだ。

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