ブレーメンは怪我から復帰して2試合目の大迫が早速先発復帰、ラシツァとの2トップでクルーゼがトップ下でシャヒンがアンカーに入った4-1-3-2、対するフライブルクは3-4-1-2のフォーメーションで対戦。
試合はホームのブレーメンがボールを保持する展開、トップ下のクルーゼが頻繁にボランチまで下がって4-4-2のような形でセット、大迫は動きを見る限りではまだ本調子ではないが、ボールを収める仕事はきっちりこなし、しっかり攻撃の基点を作る形が出来ている。
フライブルクは実質的に5-3-2のような形で守備を固め。ブレーメンが攻めあぐねる展開が続いたが、38分に大迫のポストから流れでクロスをクルーズが合わせ、直後にはクルーズがミドルを放つもフライブルクGKシュヴォロフが手に当ててギリギリ枠を外れる。フライブルクも前半終了間際に上手く裏を取ったグリフォが振り向きざまのシュートも枠外でブレーメンは命拾い。
ブレーメンは、後半9分に右サイドでの抜け出しから、クロスをクラーセンだダイレクトで合わせるもゴール前でギリギリクリアされる決定機。しかしその後は膠着状態で、大迫は相手の守備の間受けを狙ったり、ラインと細かい駆け引きをしているのだが、味方からさっぱりボールが出て来ない。そして後半18分に大迫はピサーロと交代する。
ここから、ブレーメンの攻撃はシンプルにサイドからクロスを上げる攻撃が多くなり、後半31分に右に流れたピサーロのクロスからラシツァが拾ってまたクロス、クラーセンが頭で合わせたシュートが相手に当たってゴールイン、VARになったがゴールが認められる。さらにカウンターから得たCKからゲブレシラシエが合わせて2点目。
後半ロスタイムにはフライブルクにミドルシュートのこぼれ球をシュミットに押し込まれて1点差に追いつかれるが、結局2-1のまま試合終了、ブレーメンは7位に浮上、ヨーロッパリーグまで勝ち点1差まで迫って来た。
大迫については、2トップで先発も相変わらず大迫にパスを出す大迫がいないなと。ラシツァやピサーロの強引さが結果に繋がっている状況では、また大迫のポジションが中盤に下がってしまいそうではある。監督に評価されているので干される心配は少ないが、やっぱり得点という結果は欲しいところだ。