「木下康介、ヒールキックが相手と自分に当たるラッキーな決勝ゴールデビュー!」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第25節 シント・トロイデン-ワースランド・べフェレン

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アジアカップから戻った冨安は当然のようにスタメンに復帰したが、シント・トロイデンはこれまでの3-1-4-2をやめて、冨安とテイシェイラが2CBで入り、アサモアがアンカー、インサイドハーフに鎌田とデサール、3トップがアコラツェ、ボリ、ボタカという4-3-3にモデルチェンジして来た。

ただ序盤はあまり新布陣が機能せず、ボールは保持しても決定機が作れなかったが、前半16分にボタカがPA内で足を踏まれたシーンがVARの対象になり、判定はPK。これをボタカがきっちり決めてシント・トロイデンが先制する。

ところがその5分後に、ワースランド・べフェレンの突破をシント・トロイデンGKステッペが止めたシーンがVARでPKと判定され、フォルテがステッペの逆を突いたキックを決めてワースランド・べフェレンがあっさり同点に追いつく。

その後は3-5-1-1のワースランド・べフェレンとシント・トロイデンのフォーメーションが噛み合わず、若干中盤が間延びした状態での試合が続き、鎌田がバイタルでボールを持つ機会が何度かあったが、ファール覚悟で潰しに来たりでリズムに乗り切れず前半を終了する。

後半から、シント・トロイデンは鎌田がトップ下、ボランチはアサモア、デサールの4-2-3-1に変更、ダブルボランチになった事で守備が安定、試合のペースを握るものの、単にパスを繋ぐだけでは5バックで守るワースランド・べフェレンの守備をなかなか崩しきれない。

終盤は冨安も攻撃参加する場面が多くなり、クロスなどからゴール前でのチャンスは増えるものの、やはり最後のところを崩せず、シント・トロイデンは後半40分に木下康介を投入する。

すると後半42分、冨安が上がった動きを囮にしてセバージョスがアーリークロス、ボリが競ったボールに木下が反応、ヒールキックが相手と自分に当たってラッキーな勝ち越しゴールが決まる。そしてシント・トロイデンはそのまま守りきって試合終了。

これでシント・トロイデンはプレーオフまで残り5試合、7位との勝ち点差は4となったが、残り試合でゲントとクラブ・ブルージュとの直接対決が残っていてまだまだ気が抜けない。しかし、結果はラッキーだったとは言え、今まではボリしか前線に高さが無く、パワープレイもままならなかったシント・トロイデンにとって、ボリと木下の2トップは後半のオプションとしてアリではないだろうか。

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