「久々に代表招集、渡辺剛がシーズン2点目のヘディングゴール」ベルギー・プロリーグ第19節 ヘント-ルーヴェン

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今期のベルギーリーグは、町田が所属するユニオン・サンジロワーズが独走で首位、渡辺がいるヘントも3位で上位をキープしている。そのヘントは今節でブービーのルーヴェンとホームで対戦。

ヘントは3-4-1-2のフォーメーションで、渡辺は3バックのセンターで先発。対するルーヴェンは3-4-2-1の形。

試合はいきなり前半4分、フォファナのクロスにファーから飛び込んできたサモワーズがヘディングを叩き込んでヘントが先制。その後もヘントがボールを支配、オルバンが2度の決定的なシュートを放つがどちらも枠外。ルーヴェンもようやく16分にCKからフリーでヘッドもバーの上。

26分には、ヘントが左サイドをえぐっての折り返しにオシャレヒール、しかしコロコロ転がったボールはポストに当たり、跳ね返りに反応するが相手にクリアされる。38分にはクロスにカンドゥスが決定的なヘッドも、ルーヴェンGKレイセンがギリギリ弾く。直後のデサールのミドルもレイセンがセーブ。

後半開始は、前半と異なりルーヴェンが前に出る流れ。8分に渡辺がサイドに流れてカバーに行くが、逆にボールを奪われPA内で競り合って相手が倒れるがノーファール。しかし12分、フォファナがカウンターから左サイドを抜け出し、そのままミドルを決めてヘントが追加点。

さらに後半20分、左からのFKにカイパーがヘディングで合わせて3点目を挙げると、今度は後半24分、左からのCKに工法からニアへ飛び込んだ渡辺が頭でコースを変えたボールがゴールイン、今期2点目となるゴールを決める。

その後にヘントは一気に4人を交代して余裕を見せるが、それでも試合のペースはヘントが握ったまま。ようやく残り10分からルーヴェンが押し込む展開になり、ロスタイムには相手FWの飛び出しも渡辺がきっちりカバーしてシュートコースを消す堅実なプレイ。そしてそのまま4-0で試合終了、ヘントは3位をキープした。

冨安の怪我で代表に追加招集された渡辺は、失点もののミスもあったが堅実にラインを統率、対人もまずまずでアジアカップに選ばれても不安ではない出来だったのではないだろうか。

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