「選手の自主性に任す限界を露呈、田嶋会長はジャパンズウェイを大絶賛の絶望」アジアカップ決勝 日本-カタール

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まあ一言で言えば、負けるべくして負けた試合だったかなと。

森保監督は、ロシアW杯の西野監督と同様に戦術に関しては選手任せで、サウジ相手にはミスマッチでボロボロだったけど何とか勝ちを拾い、イランは上手くフォーメーションが噛み合って勝利する事が出来たが、戦術的により洗練されていて個人能力た高いカタールには通用しなかったね。

カタールは5-3-2のフォーメーションで、日本はいつものように4-2-3-1。序盤は日本がペースを握っていたのだが、日本が大迫と南野の2人がプレスをかけに行くところを、カタールは3バックとアンカーでプレスを交わし、原口と柴崎が中途半端に前に出て塩谷の両脇に出来たスペースを使われ、あっという間に2失点。

中盤の数的不利をカバーしようとして、DFラインと中盤との間にプレスをかける意識がずれてスペースが生まれ、バイタルでボールを受ける相手に対して誰がマークに行って誰がカバーするかという意思統一が曖昧なままに、攻め込まれて失点。ザックジャパンのコートジボワール戦、ロシアW杯ベルギー戦でフェライニが入った後に陥ったパターンの繰り返しである。相手が5バックで来る事は十分予想されていたのだから、対策するのが当たり前なのだが・・・全く成長していない。

これまでは、サウジのようにとことん決定力が無かったチームと、イランのように日本のフォーメーションと上手く噛み合ったチームしかいなかったのでボロが出なかったが、カタルーニャ流の5レーン理論に基づいた組織戦術を浸透させたカタール相手には通用しなかった。5レーン理論自体が、4-4-2攻略のために生まれた戦術なのだから当然の結果なんだけどね。

攻撃でも、トルクメニスタンとベトナム、そしてカタールが取ってきた5バックに対する攻略法は最後まで見えなかった。ひたすらセルフィッシュなプレイを続けていた堂安を筆頭に、中央にボールを集める大迫頼みの攻撃に終始。サイドを上手く使って相手の守備を広げるような対策はついぞ見られなかった。

今大会では、ずっと森保監督の戦術無策が気になっていて、決勝トーナメント1回戦でカタールと当たったらやばいなと思っていたのだが、結局カタールとの対戦は回避されて決勝で当たる事になったのだが、日本の将来を考えると先にカタールと当たって負け、森保監督の進退が問われる状況になったほうが良かったのではないかと思ってしまう。

まあ、ベテランの長友からして森保監督を率先して持ち上げているわけだから、日本の戦術アレルギーというか、「自分たちのサッカー」症候群は相当に根深いと言わざるを得ない。サブになった選手が文句言わない、人間的に優れた監督であれば試合に勝てる、そういう固定概念が日本から消え去るのであれば、今回の敗戦に価値があったのかもしれないが、トルシエ・ハリルホジッチアレルギーで「戦術」を捨てたジャパンズウェイにとっては望み薄な状況だよね。

現代の高度に発達した戦術理論の前には、いくら選手の自主性に任せても限界がある。何故ヨーロッパでは3バックが主流になっているのか、森保監督や代表の選手は理解していないんじゃないだろうか。このままではW杯予選は通過できても、本大会では通用しないという、厳しい現実をまざまざと突きつけられた試合だった。さてここから森保監督、田嶋会長様はどう立て直すのかなと思いきや、全く反省は見られない様子。やっぱりこのまま放置して傷のなめ合いに終始するだけかね~。

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