「出場が危惧されていた昌子、普通にスタメンCBでチームに馴染む」フランス・リーグアン第22節 トゥールーズ-アンジェ

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今期はどこも放送が無かったフランス・リーグアンだが、先日ようやくDAZNでの放送が始まったので、月曜日の試合だが昌子が移籍したトゥールーズとアンジェの試合を見てみた。

移籍前は、なかなか試合に出られないのではないか、高さが無いのでSBで起用されるかもと心配していたが、しれっとスタメンに定着しているとは少々驚きだった。

試合の結果はPKがどちらにもあったがスコアレスドローで、特に知った選手がいる試合でも無かったので、昌子のプレイを中心に時系列で箇条書き。

  • トゥールーズのフォーメーションは3-4-3で、昌子は右CBでの出場。対するアンジェは4-3-3のフォーメーション。
  • 前半2分、昌子が相手のポストを潰しに中盤まで出たが止めきれず、裏を突かれてジュリアンが止めたがPKを献上。しかし相手のPKはトゥールーズGKレイネが手に当ててギリギリでポストに跳ね返り、何とか大ピンチを切り抜ける。
  • 前半10分、昌子が相手のドリブルに回り込んでボールを奪う。15分、相手のポストに素早く寄せてボールをカット。16分、相手のカットインからのドリブルに追いつきパスカット。
  • 前半43分、CKから昌子の上を越されドンピシャヘッドを食らうもレイネが反応してセーブ。
  • 後半4分、昌子が良い縦パスを通し、その後相手のスルーパスをスライディングでカット。
  • 後半8分、アンジェの直接FKはゴールポスト。
  • 後半15分、昌子から右サイドへ長い縦パスもわずかに流れる。
  • 後半17分、トゥールーズはスルーパスに抜け出しシュートもオフサイド
  • 後半25分、トゥールーズは左サイドをワンツーで抜け出したドセヴィが足を引っ掛けられてPK。しかしグラデルのキックはコースが甘くてセーブされる。直後のCKもライン際のヘディングでクリアされる。
  • 後半29分、昌子が中盤まで持ち上がっての縦パスはコースが外れて相手にカットされる。
  • 後半31分、相手のドリブルに昌子が追いついてスライディングで防ぐ。
  • 後半ロスタイム、トゥールーズがFKを得るもGKにキャッチされ試合終了。

昌子については、フィジカルモンスターのアフリカ系選手に対してもスピードで負けず、攻撃ではビルドアップのパスで貢献出来ていたが、高さ負けもしばしば。でもまあ普通にレギュラーとしてチームに馴染んでいたかなと。

まだフランス語での意思疎通は出来ないはずなのに、半年経ってもまだプレイがギクシャクしている植田に比べると、意外とすんなり馴染んでいるのはベテランの経験か。これからもコンスタントに使われそうで楽しみである。

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