「縁の下の力持ちにシフトした鎌田、入れ替わったボリはハットトリック」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第27節 シント・トロイデン-シャルルロワ

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ベルギーリーグのレギュラーシーズンも残すところあと4試合、プレーオフ1争いのラストスパート。現在5位のシント・トロイデンは、ホームで8位のシャルルロワとの負けられない試合。

シント・トロイデンは守備の要であるテイシェイラがは怪我で、関根と木下もベンチスタート。スタメンは3バックがサンコン、ポル・ガルシア冨安の並びで、鎌田が車道に入った3-4-2-1。シャルルロワは森岡がトップ下に入った4-2-3-1のフォーメーション。

試合はプレーオフ圏内に入るには絶対に勝ち点3が必要なシャルルロワが、アウェイながらハイプレスを仕掛けて始まる。前半3分にセカンドボールを奪ったシャルルロワは森岡がワンツーから抜け出して倒されるがPKは取ってもらえず。逆に直後の前半4分、シント・トロイデンはカウンターから左サイドでボールを受けたボリがカットインからドリブルで4人を抜いてファーサイドに決めるゴラッソで先制点をゲットする。

シント・トロイデンはボリが左右に流れ、鎌田が中盤に降りて絶妙なトラップで基点になる働きで味方のパスを引き出しているのに対し、シャルルロワは後ろから前線にボールがなかなか入らない。それでも前半23分シャルルロワは森岡のスルーパスからシュートもGKステッペのセーブに阻まれる。

前半31分、左サイドでパスを受けたアコラツェがドリブルで仕掛け、あっさりマークを交わすとファーサイドにサイドチェンジ、これをボリがワントラップからゴールキーパーの股を抜く強烈なシュートを決めてシント・トロイデンが2点目を決める。ここに来て、アコラツェとボリが絶好調である。

ところが前半37分、シント・トロイデンは鎌田が無理な体勢からのパスをカットされ、そこからショートカウンターでサイドを崩され、最後はクロスを合わされシャルルロワが1点を返す。富安も守備には戻っていたのだが、数的不利だったのでどうしようもない失点だった。

後半は、ややシャルルロワがペースを握る流れになるが個人の強引な攻めが多く森岡は試合から消えてしまう。そのまましばらく膠着状態が続いたが、後半24分に右サイドへのサイドチェンジからボタカが縦に仕掛け、鎌田と入れ替わるようにファーに流れたボリがヘディングで押し込みハットトリック、これで試合は決まってしまった。

あとは中盤にスペースが生まれてオープンな攻め合いになり、どちらもゴール前のシーンの増えるが得点は最後まで決まらず、ロスタイムには富安の猛然と駆け上がったドリブルでの持ち上がりを森岡がスライディングで止めるシーンもあったが、そのまま3-1で試合終了。

これでシント・トロイデンは勝ち点46、スタンダール・リエージュがゲントに負けてロイヤル・アントワープが引き分けたため、3チームが同じ勝ち点で並び、得失点差でシント・トロイデンが3位に浮上。次節はクラブ・ブルージュとのアウェイ戦なので厳しいが、何とか勝ち点を1つで取れればかなりプレーオフの確率が高まる。

鎌田はデノーレが移籍してしまった分、シュートよりも足元でのポストやチャンスメイクに回る事が多くなり、前半戦は献身的に基点となっていたボリと役割がすっかり入れ替わって地味な存在になってしまったが、献身的なプレスバックなどで守備でも良く働き、得点こそ無いがしっかりチームの勝利に貢献している。冨安は失点はどうしようもなく、余裕のあるプレイ。森岡はなかなか彼のところにパスは来なかったが、ボールを持ちさえすればパスアンドゴーでチャンスに繋げていたので、これからも出場機会は大丈夫だろう。

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