「まさか正GKビュルキのやらかしが、ドルトムントの優勝を阻んでしまったのか」ドイツ・ブンデスリーガ第32節 ブレーメン-ドルトムント

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前節はシャルケとのレヴィア・ダービーで、ホームなのにまさかの2-4で大敗、失意のどん底に落とされたドルトムントを、ブレーメンはホームに迎えての対戦。

ブレーメンはラシツァと大迫の2トップに、トップ下にクルーゼが入った4-3-1-2という並びで、ドルトムントはアルカセルの1トップに、2列目がプリシッチ、ゲッツェ、サンチョを並べた4-2-3-1のフォーメーション。

試合は序盤からドルトムントが速い攻撃でブレーメンを脅かすと、早速6分にパスが味方の胸に当たった跳ね返りを拾われ、中央でパスを受けたプリシッチがドリブルで独走ゴールと、あっさりドルトムントに先制点を献上してしまう。

ここでブレーメンは大迫1トップのクルーゼとラシツァの2シャドーにして、ドルトムントのボランチ、ヴィツェルとゲレイロを見る形で試合を安定させようとするが、その分ドルトムントは楽にボールを支配、ゴール前に迫るとアンカーのシャヒンの横にあるスペースを使われ、きっちりシュートまで持って行く。

ブレーメンは大迫が上手く中盤に降りて、彼らしいポストプレイでしっかり攻撃を繋ぐのだが、中盤との距離が離れているのでそこからボールがゴールへ行くまで時間がかかり、結局ゴール前でなかなかフリーになれる選手が出て来ない。

前半37分ごろにようやくブレーメンがドルトムントのゴール前で攻撃を展開したかに思われたのだが、前半40分にカウンターを食らってゴール前でファールを与えると、アルカセルのFKが壁に入った大迫の頭を越す弾道でゴールイン、ドルトムントがシャルケに惨敗したとは思えない強さを見せつける。

後半になるとブレーメンは前に出て来るのだが、ドルトムントの守備はコンパクトで大迫にも素早いマークが付いて、逆にドルトムントがカウンターから決定機を作る始末。後半15分にブレーメンは大迫とシャヒンを下げてメーヴァルトとピサーロを投入、何とか変化を作り出そうとする。

ところが後半15分、ブレーメンのメーヴァルトが放った何でも無いミドルをドルトムントGKビュルキがまさかのトンネル、これで試合の空気が変わってしまった。さらに30分、適当なロングボールがフラフラと上がり、サンチョが緩慢な動きでオフサイドが取れず、アウグスティンソンがライン際で拾って折り返したボールをピサーロが叩き込み同点。

さらに後半34分、CKからこぼれたボールをゲッツェがPA内で手に当てたように見えたが、VARで何故かノーファールの判定。42分にはカウンターからラシツァが抜け出しシュートもGK正面、ドルトムントもプリシッチらに決定的なシュートはあったが、結局試合は動かず2-2で終了。

これでドルトムントは残り2試合で首位のバイエルンに勝ち点4差、優勝はほぼ絶望的な状況に。ブレーメンも6位のボルシアMGとは勝ち点5差、ヨーロッパリーグ出場権は困難になってしまうまさに痛み分けの結果。ドルトムントにとっては、悔やんでも悔やみきれない正GKビュルキのやらかしであった。

大迫自身の調子は悪くなかったが、前線で孤立して味方のフォローも少なく、大迫がキープしている間に攻撃参加をするような選手はほとんどおらず、やはり個人での高さや速さが無いとこういう展開では厳しい。シーズンも残り2試合、何とか個人の結果を1つでも積み上げて欲しいね。

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