「前半で退場者の大ピンチも、松木のゴールを守りきって勝ち点3」U-23アジアカップ グループB 日本-中国

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日本のフォーメーションは4-3-3で、GK小久保玲央ブライアン、DF内野、西尾、高井、関根、アンカーが藤田譲瑠チマ、インサイドハーフが山本、松木、ウイングが平河、山田、1トップが細谷のスタメン。対する中国は4-1-4-1の形。

試合は日本が最初からボールを保持する展開。いきなり前半8分に、松木がオフサイドトラップの甘さを突いて抜け出し、山田のクロスを押し込んで日本が幸先よく先制する。しかし前半17分に、相手と競り合った西尾の腕が相手に当たったプレイが報復行為と判定されて一発レッド。

これでCBに木村が入り、山本が下がって日本は4-4-1の形に変更する。前半38分に陶の強烈なミドルを食らってしまうが、クロスバーに当たって真下にバウンド、ラッキーにもラインを割ってなくて命拾い。42分にもクロスにヘディングを打たれるが小久保が弾く決定機。

その後は日本も5バック気味にして相手の右サイドをケア、ずっと押し込まれながらも何とか最後は弾き返して前半をリードして折り返す。後半からは中国が2人入れ替え、日本は同じメンバーでスタート。

後半2分にもカウンターからGKと1対1にされるが、小久保が素早く前に飛び出し体で止めて失点を免れる。その後も圧倒的にボールを支配される中、後半21分に平河、山田に代えて佐藤、藤尾を投入する。

そこからも中国に攻められながらも、後半36分には松木のFKやCKをゲット、39分には佐藤がロングカウンターで相手陣まで持ち込むなど、日本も少しは良い場面を作る。最後は内野航太郎、鈴木海音を入れて守備固め。

そして日本は6分のロスタイムもしっかり守りきって試合終了。日本は早々に退場者を出してほとんどの時間帯を数的不利で戦う展開を強いられ、相手の拙攻にも助けられて勝ち点3をゲット。五輪予選突破に向けてフラフラの一歩を踏み出した。

中国の攻撃がサイドチェンジ以外は怖くなかったのもあるが、とにかく良く辛抱して勝てたのは大きい。間違いなく試合のMOMは小久保玲央ブライアンだよね。次はグループ最強との噂もあるUAEが相手。この試合のスタメンを見ても日本はターンオーバーをして来るだろうから、是非とも意地を見せてもらいたいところだね。

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