「久保は奮闘も孤立、PSGに個人能力の差を見せつけられる」UEFAチャンピオンズリーグ ベスト16第1レグ パリ・サンジェルマン-レアル・ソシエダ

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パリのパルク・デ・プランスで行われたCLベスト16の第1戦。PSGのフォーメーションは4-3-3で、1トップがエムバペ、ウイングがバルコラ、デンベレという並び。対するソシエダも同じ4-3-3で、1トップがアンドレ・シウバ、ウイングはバレネチェアと久保、オヤルサバルは結局欠場となっている。

試合はアウェイのソシエダが積極的にプレスをかける展開で始まる。しかし5分も経つとホームのPSGがボールを保持する流れに。7分にはカウンターからエムバペが抜け出しシュートの決定機も、ソシエダGKレミロがセーブ。

ソシエダも前半18分、久保が右サイドでボールを受け、ドリブルでえぐってからのカットインシュートも上手くヒットせずゴール右。22分には久保のクロスからアンドレ・シウバがヘッドも枠を外す。

前半の終わりごろはソシエダのプレスが弱まり、PSGが相手陣内でボールを回す流れになるが、42分にCKからの流れでボールを受けた久保が縦に出てクロス、アンドレ・シウバがオーバーヘッドもブロックされる。ロスタイムにはメリーノがミドルもクロスバーをかすめるチャンス。

後半はややソシエダのペースで始まったが、後半13分にPSGはCKからヘッドで流したボールをファーに飛び込んだエムバペが押し込んで先制点を決める。この場面、怪我でピッチから外れていたトラオレの代わりに久保がエムバペをマークしていたが、セカンドボールを拾いにいってマークを外してしまう痛恨のミス。

これで勢いに乗ったPSGに対し、ソシエダはなかなかマイボールを確保できない。さらに25分、左サイドでボールを受けたバルコラがトラオレをぶち抜き、そのままゴールを決めて追加点。

31分には久保がPAすぐ外で前を向くがシュートには行けず、久保のCKからPA内で混戦もシュートはブロックされる。ソシエダはザハリャン、トゥリエンテス、サディクを投入。34分にはカウンターから久保のスルーパスもサディクが追いつけず。

後半44分にはショートCKを受けた久保がPA内で股抜きパスも、パチェコが打ち上げてしまう。そしてそのまま2-0で試合終了、ソシエダはホームでの第2戦を2点のビハインドで迎える事になった。

ソシエダはチームとして上手く戦ってはいたのだが、PSGは守備で全くミスを犯さなかった。久保もシュートを外した以外は悪くなかったが、味方のフォローが無くて孤立気味。1対1を制しても中で守られてゴールに繋げられなかったね。何とかホームでは爆発して欲しい。

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