「絶体絶命の浦和、ホセカンテの劇的決勝ゴールで首の皮一枚繋がる」アジア・チャンピオンズリーグ グループJ 浦和レッズ-武漢三鎮

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ここまでグループリーグ4試合で勝ち点4と崖っぷちに立った状態の浦和は、同じ勝ち点で並ぶ武漢とホームで対戦。浦和は前節の浦項戦で一発退場した明本、同じく抗議で退場したスコルジャ監督を欠いた布陣の4-2-3-1、1トップがリンセン、トップ下に中島翔哉が先発。対する武漢は5-2-3のフォーメーションでスタート。

浦和は開始7分に、小泉のクロスから高橋が先制点を決めたかに見えたがオフサイド。武漢も20分に左サイドを崩されシュートを打たれるが西川が何とかセーブ。そこからはホームの浦和が押される苦しい展開。

それでも何とか耐えていると、前半34分に小泉のクロスを受けたリンセンに対し、ドン・ハンウェンが腕をリンセンの首に引っ掛けてPK、これをショルツが左のサイドネットに決めて浦和が先制する。

前半40分に大畑が足を痛めて関根が交代で入り、さらに44分には高橋がフーチャオの肘にぶつけられてイエローカード、高橋はタンカで退場して大久保が入る。

後半は浦和がペースを握る展開、セカンドボールを支配して連続攻撃を仕掛ける。しかし武漢もカウンターからシュートのシーンを作るが、浦和もしっかり対応して失点を許さない。そそてしばらくは膠着状態が続く。

次にスコアが動いたのは後半23分、武漢がFKからの流れでロングパスにダヴィドソンが抜け出し、カバーに入ったショルツが足を滑らせて対応が遅れ、そのままダヴィドソンにシュートを決められ同点に追いつかれる。

ここで浦和は小泉、リンセン、中島に代えてシャルク、ホセカンテ、エカニットの3枚替え。そこからは浦和が圧倒的にボールを支配して武漢陳内で攻め立てるが、人数をかけて守る相手になかなか決定機を作れない。

39分には荻原のクロスが流れたボールに関根がシュートも枠外、41分にはホセカンテのミドルも武漢GKがセーブ。このままドローで終わると浦和のグループリーグ突破が絶望的になるところだったが、後半45分にホセカンテが相手のクリアを拾ってゴールを決めて浦和が勝ち越し。

そして試合はそのまま2-1で試合終了、これで浦和は勝ち点7となり、最終節でハノイに勝ったとして勝ち点10。5つあるアジア東地区のグループで、2位チームの上位3チームだけが決勝トーナメントへ進出できるレギュレーションなので、勝ち抜きの条件は以下のようになるらしい。

全北は既に1位抜けが決まっているバンコクとのホーム戦なので厳しく、川崎が蔚山にアウェイで引き分け以上、メルボルンに勝てば逆転首位の可能性がある浙江FCに期待するしか無さそうだ。

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