「南野はゴールとアシスト、惜しいシュート2本でPSGに食い下がる」フランス・リーグアン第13節 パリ・サンジェルマン-モナコ

スポンサーリンク

スタートダッシュには失敗したものの、ここに来て本来の調子を取り戻し、前節からリーグ・アンの首位に立ったパリ・サンジェルマン。今節はホームで現在3位のモナコと対戦。

PSGのフォーメーションは4-4-2で、2トップがエムバペとゴンサロ・ラモス、右SHがデンベレという強力な攻撃陣。対するモナコは3-4-2-1で、1トップがバログン、シャドーがゴロビンと南野が先発に並ぶ。

試合はPSGが当然のように試合をコントロールする展開になるが、6分に南野が右サイドからのパスをニアゾーンで受けてシュートも相手に当たって枠外に外れる。前半9分のエムバペのシュートはGKケーンが腕1本で防ぐと、11分にはお返しとばかりにCKからフリーで放ったマガッサのヘッドは、PSGのGKドンナルンマが腕1本で防ぐ。

前半13分にはモナコがゴールを奪ったかに見えたがオフサイド。逆に前半17分、右サイドからデンベレがカットインからシュート、コースは甘くてGK正面だったが、ケーンがファンブルしてこぼれ球をゴンサロ・ラモスに押し込まれて失点。

しかし前半22分に、PSGのGKドンナルンマがとんでもないパスミス、これを受けた南野が胸トラップから左足で振り抜き、モナコが同点に追いつく。27分にも縦パスを受けて南野がターンからシュートも威力が無くドンナルンマがキャッチ。

30分ごろから、エムバペ、デンベレの強力ウインガーがボールを持てるようになると、モナコはたまらず38分にデンベレの足を引っ掛けてPK、エムバペが決めてPSGがリード。モナコは南野が活発に守備からインテンシティ高く飛び出しを見せるも、後ろの攻撃参加が無くて孤立気味。

前半45分、ごロビンのドリブルからスルーパスを南野がシュートも、ドンナルンマの反応に防がれる惜しいチャンス。さらに後半に入って2分にも、左サイドのゴロビンから南野のホットラインでシュートもまたそこはドンナルンマ。

そこから試合は膠着状態、次に試合が動いたのは後半26分、FKから右サイドを抜け出したデンベレのヒールトラップから豪快なシュートをニアに決められPSGが追加点。直後にもエムバペのパスからヴィティーニャが豪快なミドルを突き刺しPSGが4点目。

後半30分、センターでボールを受けた南野がターンから絶妙なスルーパス、これをバログンが決めて南野がアシストを追加。34分には南野が下がってお役御免。その後はPSGが後半ロスタイムに5点目を追加して、結局5-2で試合終了。

南野はチームトップのシュート数で、久保と違ってゴールとアシストに加えて可能性のあるシュートも多く、PSG相手に一人気を吐いていたが、味方の守備があまりにザル過ぎて、いくらチャンスを作っても無駄であった。今はCLを狙える順位にいるけど、適切な補強をしないとセルティックのようになりそうだね(笑)。

タイトルとURLをコピーしました