「マスチェラーノ率いるアルゼンチンに日本が大勝」U-23強化試合 日本-アルゼンチン

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来年の4月に行われるパリ五輪アジア最終予選兼U-23アジアカップに向けて、U-23アルゼンチン代表との日本平スタジアムで行われた強化試合。

日本のフォーメーションは4-2-3-1で、GK藤田、DFバングーナガンデ佳史扶、木村、西尾、半田、ボランチが松木と藤田譲瑠チマ、2列目が佐藤、鈴木唯人、三戸、1トップが小田というスタメン。あのマスチェラーノが監督をしているアルゼンチンも4-3-3で、前線にディアゴ・アルマダ、中盤にブオナノッテなど1軍メンバーを揃えて来た。

試合はアルゼンチンがボールを支配するが、日本は前線から守備陣までコンパクトに守り、前からしっかりプレスをかけてアルゼンチンに余裕を与えない。4分にはボールを奪ってから三戸が早速シュートもGKがキャッチ。

10分を過ぎると、アルゼンチンの個人技にも日本が慣れて来て、小田のシュートや鈴木の突破など日本が徐々に良い形を作り始める。すると18分に日本が高い位置でボールを奪い、松木から佐藤に縦パスが入り、佐藤がPAすぐ外から豪快なミドルをゴール左に叩き込んで日本が先制する。

しかし22分、佐藤のバックパスを木村と松木の意図が合わずに処理をミス、ボールを拾われてパブロ・ソラリにゴールを決められ同点。その後はアルゼンチンが攻勢に出るも、日本も29分にショートカウンターから佐藤がシュートもGKに阻まれるなど一進一退。

44分には相手との接触で怪我をした佐藤から松村に交代。後半開始からは松木に代えて山本理仁を投入。アルゼンチンもアルカラスをアビラを下げてレドンド、エスキベルが入る。

後半5分、バングーナガンデ佳史扶が与えたファールでアルゼンチンがFK、これをキャプテンのアルマダが直接ゴールを決めてアルゼンチンが逆転。11分にはさらにアルマダのドリブルからブオナノッテがシュートもGK藤田が片手でストップする。15分にはブオナノッテからレアル・マドリー所属のニコラス・パスが入る。

日本は後半21分、右サイドの半田から横パスを受けた鈴木がゴール右にコントロールショットを決めて同点。ここで日本は小田と三戸に代えて山田と植中を投入。さらに30分、左サイドでの松村の突破からクロスがファーにいた半田の足元に渡り、横パスを鈴木が押し込み日本が逆転する。

後半35分にも、日本は右サイドで粘ってボールを奪い返し、半田からのパスを受けた松村が左足で見事なゴラッソを叩き込んで4点目。日本は41分に鈴木に代えて19歳の福田師王を投入、するとその福田は2分後に藤田からのロングパスを受けてPA左に抜け出し、前に出たGKの股間を抜くゴールを決めてダメ押しの5点目。

そしてそのままスコアは動かず5-2で日本がアルゼンチンに快勝。アルゼンチンは前半は良かったけど後半にガクッとプレスのペースが落ちてしまったね。21日には非公開での第2戦が行われるようだが、そこでのリベンジを狙ってくる事は間違いない。

日本は5得点での大勝は喜ばしいが、あまりDFからボールを繋いでの崩しが無く、ビルドアップが終始不安定だったのは課題。五輪本番ではCBにOAを入れたほうが良いだろう。久保もこの年代だけど、果たしてクラブが出してくれるかな?

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