「徳島ヴォルティスの渡井が初先発、守田との日本人対決」ポルトガル・プリメイラリーガ第10節 ボアヴィスタ-スポルディングCP

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ここまでリーグ9試合を経過して8勝1分の無敗を継続、首位をガッチリキープしているスポルディング。その中でも、開幕から全試合スタメンフル出場と盤石の立場を築いている守田は、当然3-4-2-1のダブルボランチで先発。対する6位のボアヴィスタは4-3-3のフォーメーションで、徳島ヴォルティスからレンタル移籍中の渡井理己が右ウイングで初先発。

試合はホームのボアヴィスタが勢いを見せ、渡井も早速2度のチャンスに絡む。しかし徐々にスポルディングがボールを支配、6分にペドロ・ゴンサウヴェスのFKはボアヴィスタGKジョアン・ゴンサウヴェスがセーブ。8分にはカタモが強烈なミドルもバーの右。

そこからしばらくは膠着状態が続き、スポルディングが31分に浮き球のパスに反応してDFの裏を取ったペドロ・ゴンサウヴェスが決定的なシュートも吹かしてしまうものの、37分にスルスルと守田が左に流れてポスト、そこからのクロスをカタモが押し込んでスポルディングが先制。

後半開始8分にも、ボアヴィスタのDFがトラップミス、それを拾ったエドワーズがPA内にドリブルで持ち込むもシュートは戻った選手にブロックされる。15分には守田が攻撃参加、PA内でパスを受けるもボールが足元に入ってシュートまで行けず。後半30分には渡井はタヴァレスと交代。

ボアヴィスタは後半32分、右サイドに流れたロウレンソからのクロスに、ニアでフリーになっていたボジェニークがゴールを決めたかに見えたが、VARでクロスに対してオフサイドポジションとの判定が下ってノーゴール。

スポルディングは後半40分に、ボランチのヒュルマンドからのロングボールにペドロ・ゴンサウヴェスが抜け出し、DFともつれながらのシュートがゴールポスト、しかしセカンドボールをスポルディングが拾ってエスガイオからのクロスにペドロ・ゴンサウヴェスがヒールで流し込み、スポルディングが追加点。8分間のロスタイムもスポルディングのペースが継続、そのままスコアは動かず0-2で試合終了。

守田はさすがの安定感、中盤の激しい流れの中でシンプルにミス無くボールを捌き、スペースを見つけてゴール前にスルスル上がってチャンスメイク。渡井については、ウイングの選手としてはテクニックやスピードで1対1に勝つ道具が無いのは厳しいし、体が絞りきれてないのも気になるところ。果たして来期はどうなるか。

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