「前半戦最後の大一番、守田先発のスポルティングがポルトに完勝」ポルトガル・プリメイラリーガ第14節 スポルティングCP-ポルト

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ポルトガル・プリメイラリーガの13節を終えた時点で、勝ち点31で並んで首位のスポルティングと2位ポルトの直接対決という大一番。スポルティングは3-4-2-1のフォーメーションで、守田はダブルボランチの左で先発。対するポルトは5-3-2の形、2トップの一角でイランのタレミが先発スタート。

試合は意外にも慎重な立ち上がりで、どちらも低めの守備からロングボールで相手陣内に送り込む形が多い。しかし前半10分、左サイドでスルーパスを受けたギェケレシュがボールをキープ、反転からぺぺを振り切ってニアにゴールを決めてスポルティングが先制する。

その後は当然ポルトが攻勢に出るが、スポルティングは相手陣内に空いたスペースを使って度々カウンターで反撃、試合のペースを明け渡さない。26分には守田のパスカットからカウンター、ワンツーから守田がPA内に入るがシュートまで行けず。

そこからしばらくは膠着状態が続いたが、前半終了間際の45分、守田が左サイドに飛び出したクアレスマにスルーパスを出すと、クロスをギェケレシュがヘディングゴールを決めたかに見えたが、VARでクアレスマのファールが認められてノーゴール。直後にはポルトがクロスからフリーでヘッドもGKアダンが足で防ぐ。

後半、ポルトが反撃に出ようかという5分過ぎに、ぺぺが右腕で相手を振り払って倒したプレイがVARで一発レッドの判定、退場になってポルトが10人での戦いを強いられる。すると後半15分、DFからのスルーパスにギェケレシュが抜け出し、折り返しをフリーのペドロ・ゴンサウヴェスが押し込みスポルティングが待望の追加点。

直後にもペドロ・ゴンサウヴェスのシュートをGKが弾いたところに、守田が詰めるがシュートは近すぎて体で止められてしまう。逆にポルトはカウンターからエヴァニウソンがシュートもアダンがセーブ。そして守田は後半39分にお役御免。

そのまま後半ロスタイム7分も含めて、結局スコアは動かず2-0で試合終了。これでスポルティングは単独首位に立った。守田は相変わらず良い意味で目立たず、中盤でポジションのバランスを取り続けてリズムを作る働きで勝利に貢献していた。

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