「関根無双で浦和が圧勝、首位Fマリノスに一歩迫る」J1第12節 浦和レッズ-湘南ベルマーレ

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ACLの影響で未消化となっていた第12節の浦和対湘南が行われたミッドウィーク。現在リーグ5位につけている浦和のフォーメーションは4-2-3-1、1トップが興梠、2列目が関根、安居、大久保の並び。対する最下位の湘南は3-1-4-2で、FWには3月の日本代表に選ばれた町野が入っている。

湘南はわかりやすく、徹底的に2トップに向けてロングボールを集め、基点を作って全体が押し上げてセカンドボールを狙う攻撃。しかし浦和も湘南に付き合わず、早めに前線へボールを運ぶサッカーでやや大味な展開。

前半7分に、湘南は左サイドで杉岡がニアゾーンで繋いで町野がカットインからシュートもDFに当たってバーの上。そして前半20分、岩尾のロングパスにオーバーラップした大畑がワントラップで抜け出し、クロスを興梠が難なく押し込んで浦和が先制点をゲットする。

直後にビジョンが消えるアクシデントで中断があって再開、その後も浦和のペースが続く。湘南は32分に杉岡がゴール左から左足で巻く意表を突いたFKを蹴ったがボールはポストをかすめてサイドネット。

34分には、浦和が大久保のシュートを湘南GKソン・ボムグンが弾いたこぼれ球に大畑が詰めるが何とか止める。39分にも興梠がスルーパスに抜け出して1対1もソン・ボムグンが左足1本でセーブ。前半ロスタイムには右からの折返しに町野が飛び込むもシュートには至らず。

後半立ち上がりも猛攻を見せる浦和だったが、後半8分に杉岡が抜ききらない状態から絶妙なクロスにニアで大橋がヘッド、これが決まって劣勢の湘南が同点に追いつく。

しかしホームの浦和は気落ちする事無く攻め立て、17分に伊藤のパスを受けた関根がカットインからフェイントで相手のスライディングを交わして右ポストに当たってのゴールを決めて勝ち越し。さらに20分、浦和はカウンターから安いがドリブル、右サイドを抜け出した大久保からの折返しをまた関根が決めてドッペルパック。

湘南は奥野、タリクと攻撃的なカードを切るが、戦況は変えられず。逆に後半ロスタイム、酒井の縦パスに抜け出した馬渡がクロス、大野がクリアミスしたこぼれ球をホセ・カンテが押し込みダメ押しの4点目、そして試合終了。

まあ浦和が良かったというよりは、湘南がちょっと酷過ぎたね。戦力的には守ってカウンターを狙うべきなのに、無意味に前がかりになって攻めきれずにカウンターを食らっている。現在は最下位に沈んでいるだけに、そろそろ監督交代を考えるべきだと思うのだが・・・

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