カタールでの南野が転機でアディダスの10番神話が崩壊?

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チャンピオンズリーグ決勝でヨーロッパのサッカーシーズンが全て終了、再び国際Aマッチデーがやって来ました。日本代表はキリンチャレンジカップの2試合が行われ、6/15はエルサルバドル戦、6/20はペルー戦を行うスケジュールになっています。

昨日はキリンチャレンジカップに招集された代表メンバーに対する背番号が発表されましたが、普段は背番号の事なんか全く興味がない私が、珍しくおっと思わせる気づきがあったのでエントリーを揚げてみました。

それは、日本代表の顔というべき背番号10を堂安律選手が付けた事です。

10番といえば、かつてはペレ、マラドーナ、今はメッシが背負うエースナンバー。日本代表も木村和司に始まり、ラモス瑠偉、名波浩、中村俊輔、香川真司と時代を代表するスターが付けてきた番号です。

そしてユニフォームスポンサーは言うまでもなくアディダス社。日本一のスターである10番は、自社が個人スポンサーをしている選手を選びたくなるのは言うまでもありません。上に揚げた選手も当然アディダスのスパイクを履いていました。

ところが、今回はプーマのスパイクを履いている堂安が10番に選ばれました。他メンバーの中でアディダスを履いている選手には久保がおり、人気からすると間違いなく10番を付けておかしくないのですが、久保は何故か20番。年功序列を考慮したとしても、それでアディダスが納得しているのが不思議です。

思えば、先のカタールW杯で10番を付けた選手は南野拓実でした。確かに南野はルックスは良いし、アジア予選でも多くの結果を出した選手ではありましたが、W杯本番はモナコに移籍して不振にあえいでいた時期で、本大会でも結果を出す事が出来ませんでした。当然、ユニフォームの売れ行きは推して知るべしでしょう。

おそらく、カタールW杯で一番ユニフォームが売れたのは久保と三笘だった可能性は高いでしょう。これでアディダス社も、必ずしも10番が一番のスターでなければならないという縛りから開放されたのではないかと思います。今や日本代表10番神話が残っているのは、マスコミと古いサッカーファンだけなのかもしれませんな。

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