「鉄壁の吉田、シャルケがアウェイで勝利して最下位脱出」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 ボーフム-シャルケ

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一時は降格候補筆頭だったが、最近は公式戦6試合負けなしの最下位シャルケは、勝ち点3差で1つ上の順位にいるボーフムとアウェイで対戦。ボーフムのフォーメーションは4-3-3で浅野は右ウイングで先発。対するシャルケも同じ4-3-3で、吉田がCBで先発した。

試合はいきなり前半7分に、ボーフムが左からのクロスにホフマンがど真ん中で合わせるもまさかのQBK。13分には浅野が前線に飛び出してボールに触る場面はあったが、決定的なチャンスには至らず。20分にも浅野が右サイドで抜け出しクロスも相手に当たる。

前半43分に、GKからのキックがこぼれたボールを浅野が拾い、カットインドリブルから左足シュートもシャルケGKフェールマンが横っ飛びで弾く、両チーム初の決定機。そのままスコアレスで折り返すかと思われた前半ロスタイム、シャルケはスローインからのクロスが混戦となり、最後はGKリーマンが抱え込み損ねてゴールイン、シャルケがオウンゴールで先制する。

後半5分、浅野が縦にドリブルを仕掛けるも途中でカットされる。1点ビハインドのボーフムだが、後半もシャルケが優勢に試合を運ぶ。後半25分頃にボーフムが押し込む流れになるが、シャルケは吉田を中心にしっかり守り切る。浅野は後半27分に交代で下がる。

シャルケは後半33分にFKからのクロスにテロッデがドンピシャヘッドも、GKリーマンがファインセーブ。しかしその後でグラウンダーのCKからビュルターがシュート、吉田はコースに入っていたが股間を抜けてゴールが決まり、シャルケが大きな追加点。

ボーフムは後半38分にFKからの混戦でシュローダーベックが押し込んだかに見えたが、VARでオフサイド、ノーゴールの判定。直後に吉田がクリアした後にボーフムのフェルスターが当たってイエローカード。そしてそのまま0-2で試合終了、これでシャルケがボーフムをとうとう順位で逆転、勝ち点19で15位以下の4チームが並ぶ大激戦に突入した。

吉田はすっかり復調、この試合も積極的にラインをコントロールしてコンパクトな守備をキープ。ボーフムにほとんど付け入るスキを与えなかった。浅野については、ボーフムの数少ないチャンスらしいチャンスに絡んでいたが、その甲斐もなく途中交代。チーム状況を考えるととにかくゴールという結果が欲しいところだ。

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