「長谷部はバイエルン相手に整え、鎌田が同点アシスト」ドイツ・ブンデスリーガ第18節 バイエルン・ミュンヘン-フランクフルト

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現在リーグ戦で首位とはいえ、ウィンターブレイク明けから2試合連続ドローで勝ちがないバイエルン・ミュンヘンは、ホームで4位のフランクフルトと対戦。

バイエルンのフォーメーションは4-1-4-1で、1トップがシュポ・モティングで、2列目がコマン、ムシアラ、ミュラー、ザネという並び。GKのノイアーがスキーで怪我をしたためにGKはゾマー。フランクフルトは3-4-2-1で、1トップがコロ・ムアニ、シャドーはゲッツェとリンストロム、CBの中央は長谷部が復帰して務める形。鎌田はベンチスタート。

試合はもちろんホームのバイエルンが圧倒的にボールを支配。フランクフルトは5-4-1の守備的布陣を取りながらも、リベロの位置に入った長谷部がこまめにラインを上げてPA内では自由にさせない意思が感じられる。

バイエルンはサイドチェンジを多用してフランクフルトを揺さぶる意思は見えるのだが、全盛期に比べるとプレスの圧力が弱く、シュートが無いバイエルンに対し、フランクフルトは12分にCKからコロ・ムアニ、17分にローデの折り返しをソウと、立て続けにシュートチャンスを作る。25分にはロングボールに抜け出したコロ・ムアニをスライディングで倒したゾマーにイエローカード。

バイエルンも30分にはキミッヒが強烈なミドルを放ち、フランクフルトGKトラップが弾いたボールをミュラーが反応するもトラップが防ぐ決定機。さらに34分、右に展開されてミュラーがクロス、長谷部が反応して詰めるも間に合わず、ザネにゴールを決められバイエルンが先制。その後もバイエルンのペースが続くも何とかフランクフルトは前半を耐えきる。

後半はフランクフルトが前に出るサッカーを見せるようになるが、クリエイティブの点で物足らず決定機を作るまでには行かない。逆に15分にはがシュポ・モティングにヒールでシュートを打たれるが何とかトラップが防ぐピンチ。19分にローデから鎌田にスイッチ。

すると後半19分、自陣からのカウンターで鎌田からコロ・ムアニ、リターンをもらった鎌田からノールックで左に流れたコロ・ムアニにパス、これをコロ・ムアニが上手くファーに流し込んでフランクフルトが同点に追いつく。

この得点でフランクフルトは落ち着きを取り戻し、長谷部もラインをしっかり上げてバイエルンに主導権を簡単には明け渡さない。43分にはミュラーがヘディングのシーンはあったがGKトラップがしっかりキャッチ。ロスタイムには鎌田のパスからボレがシュートも決まらず。そのまま1-1で試合終了。

長谷場は久々の先発、前半終わり頃はPA内で振り回されて危なかったが、ラインコントロールのメリハリで後半はしっかり試合を整えた。鎌田は最近パッとしなかったが、この試合では彼らしいノールックパスでのアシスト。これで調子を上げていってもらいたいね。

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