日曜日に日帰り旅行が待っていたおかげで試合を見る時間が無かった3位決定戦を今更レポート。
クロアチアもモロッコも何人かの選手を入れ替えて臨んだスタメン、クロアチアは4-2-3-1のフォーメーションで、モロッコは4-3-3のマッチアップ。
試合が前半6分にいきなり動く。クロアチアはFKからペリシッチが頭で中へ折り返すと、グバルディオルがアムラバトの前に入ってヘディングを決めてクロアチアが先制する。が、モロッコはその直後に同じようなFKをクロアチアがヘッドでクリアミス、こぼれ球をダリが押し込んで同点に追いつく。
そこからはいきなりオープンな試合展開になり、徐々にクロアチアがモロッコ陣内でプレイする時間が長くなる。前半24分にはモドリッチがミドルもGKボノが弾く。モロッコも29分にハキミがフリーでオーバーラップ、PA内からクロスも味方に合わず。
すると前半42分、クロアチアが攻め込んで一度はボールを奪われるが、すぐにセカンドボールを回収して左へ展開、これをオルシッチがダイレクトで合わせると、GKボノが伸ばした手をかすめてファーにゴラッソなゴールが決まり、クロアチアが勝ち越し点を決める。
後半も序盤はクロアチアがボールを支配する展開。25分を過ぎると中盤にスペースが空いて攻め合う流れになり、後半30分にはモロッコのアーリークロスをクロアチアがクリアしきれず、ファーで待っていたエンネシリにボールが通るが、GKリヴァコビッチが素早く詰めて体に当て、モロッコは同点のチャンスをものに出来ない。
終盤はクロアチアが無理に前には出て来なくなり、モロッコは焦りからかイライラを募らせて審判に詰め寄るシーンが多くなる。42分にはクロアチアがカウンターからコヴァチッチがシュートもわずかに右へ外れる。45分にはジエシュがミドルもバーの上。
6分のロスタイムはモロッコがパワープレイ、4分にはシュート性のクロスをリヴァコビッチがキャッチ、6分には左からのクロスにエンネシリがヘッドもバーの上に外れ、そのまま2-1でクロアチアが勝利、3位のメダルを手にする結果になった。
さすがにモチベーションの低下とメンバー交代で、準決勝よりはともにミスもチャンスも多い締まりのない内容になってしまったが、クロアチアが自力の差を見せて勝利。モロッコも勝てる可能性はあったんだけど、決定力・ストライカー不足の欠点を露呈してしまった。