ドイツとスペインを破ってグループを1位で突破した日本が対戦するのは、グループFを1勝2分の2位で突破したクロアチア。
GK:権田
DF:冨安、吉田、谷口
MF:伊東、守田、遠藤、長友
WG:堂安、鎌田
FW:前田
前半3分に、日本はアーリークロスから谷口がヘッドもわずかにポスト左。その後はクロアチアがボールを支配、8分には冨安が自陣でボールキープからまさかのボールロスト、ペリシッチにシュートを浴びるがかろうじてゴール前で権田が抱え込む。12分には伊東のグラウンダークロスに、前田と長友が飛び込むがわずかに届かず。
日本は29分にクロアチアの連続クロス攻撃を浴びるが、何とか守り切る流れ。41分に、守田のヒールから前田が粘り、左に抜けた鎌田がカットインからシュートも枠を大きく外してしまう。すると後半44分、日本はショートCKから堂安がクロス、ゴール前での混戦を前田が押し込み、日本が待望の先制点を奪う。
後半の入りはどちらもメンバーに変更は無し。前半、いきなり日本が高い位置でボールを奪って鎌田がミドルも右に外す。しかし後半10分、一発のクロスに一瞬下がったペリシッチにヘディングを決められクロアチアが同点。
18分にはモドリッチのミドルを食らうが権田が伸び切って弾く。19分に日本は前田と長友に代えて、浅野と三笘を投入する。さらに30分、鎌田に代えて酒井が入り、伊東が1列前に上る。さらに42分、堂安に代えて南野が入る。
日本は疲労でパスコースを作る動きが出来ず、なかなか中盤でボールが繋げなくなり、ロングボールに攻めが偏るも、浅野対グヴァルディオルは完全に封じられ、90分が終わり試合は延長戦に。延長前半、三笘がフリーでドリブルできるチャンスがあり、そのままシュートもGKの頭上で弾かれる。
延長後半から日本は守田に代えて田中碧を投入して立ち直りを図るが、日本は足が止まって相手のセカンドボールに寄せられなくなり、決定的なシュートを浴びるが枠の外で命拾い、そのまま試合はPK戦へともつれ込んだ。
PKに強心臓の鎌田と堂安がいないのは辛いな・・・
— こばやしりょーじ@PPMPP (@gazfootballcom) December 5, 2022
PK戦、始まる前にTweetした懸念が現実となってしまい、日本は南野、三笘、吉田と3人連続でコースを読まれてGKリヴァコビッチに止められる大失態。対するクロアチアは1人がポストに当てただけで残りは成功、日本代表の挑戦はあっけなく終了した。
???? #遠藤航、クロアチア戦後 インタビュー ??
「PKはしょうがないというか、とにかく蹴った選手たちを責めることはできない。チームとして、あそこでPK戦になってしまったところが敗因かなと思います」#jfa #daihyo #SAMURAIBLUE #サッカー日本代表 https://t.co/eXuARrOTTf
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) December 5, 2022
選手自身がPK戦の順番を全て決める、PK戦の準備なんか知ったこっちゃない、いかにも戦術は全て選手任せのジャパンズウェイ、森保ジャパンらしい結末だったのではないだろうか。