2021-2022シーズン海外組通信簿(ベルギー・プロリーグPart3)*守田、上田綺世、板倉の移籍動向

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昨日は、以前から噂になっていた上田綺世のセルクル・ブルージュ移籍についてクラブ間合意が成立、そして守田のスポルディング・リスボンへの移籍が正式決定しました。

先日のキリンカップでは、守田の不在の影響を強く感じたぐらい、代表にとっては欠かせない選手になっているだけに、スポルディングでもしっかり活躍してくれると思います。

そして今朝は、Tier1のスカイスポーツで板倉がボルシアMGとの契約間近、メディカルチェックを済ませたとの報道が出てますな。

さてまだまだ続く通信簿は、ベルギー編のラストです。

ベルギー・プロリーグ(Part3)

シュミット・ダニエル(シントトロイデン) 6.5

完全な正GKとしてリーグ戦34試合のうち31試合で先発、シュートに対する反応の速さ、ハイボールに対する強さは際立っており、中位浮上の原動力となった。キリンカップチュニジア戦ではコーチングやポジショニングの甘さが見られたが、経験を積めば代表の正GKは遠くないはずだ。

松原后(シントトロイデン) 4

今期は開幕からスタメン出場を果たしてアシストを決めたものの、第6節からベンチスタートとなって8節以降はリーグで出番なし。24節からは完全にベンチ外となってシーズンを終え、今期限りでの契約満了となった。攻撃は良いものを持っているのだが、SBとして守備でのデュエル、ポジショニングに難があり、監督の信頼を得る事が出来なかった。

三笘薫(サンジロワーズ) 7

昨年夏にプレミアリーグのブライトンに移籍、しかし労働ビザの関係でベルギーリーグのユニオン・サンジロワーズに即レンタル。東京五輪に出場した影響で合流が遅れ、初出場がようやく第7節になってから。しかもウンダヴ、ヴァンゼイルという鉄板の2トップがいるため、ポジションは慣れないWBで持ち味をなかなか出せなかったが、11節のスラン戦で2点のビハインドをひっくり返すハットトリックを決めたことで空気が変わり、スタメンの座を獲得。WBのポジションで公式戦8G4Aは実に立派。レギュラーシーズン首位、プレーオフ2位の立役者となり、来期はブライトンへの復帰が濃厚と言われている。

町田浩樹(サンジロワーズ) 6

言葉の通じない海外へDFの選手が冬移籍という、いかにもチームへ馴染むのに苦労をしそうなタイミングで心配したが、27節から先発出場すると、得意のビルドアップだけでなく積極的にオーバーラップを仕掛けるなど、冨安ばりの積極性でアピールに余念がなかった。来期は是非ともステップアップのチャンスを掴みたいところ。

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