2021-2022シーズン海外組通信簿(イングランド・スペイン・イタリア)

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イングランド・プレミアリーグ

南野拓実(リバプール) 6

リーグ戦こそ11試合の出場に留まったが、FAカップやカラバオカップでは重要なゴールを決めてチーム内得点王で2冠に貢献するも、決勝では使ってもらえずあくまでサブメンバーという序列を覆す事が出来なかった。来期はモナコへの移籍が噂されているが、トップ下限定のゴールゲッターという狭い特性だけに、どこまで活躍が出来るだろうか。

冨安健洋(アーセナル) 6

セリエAのボローニャからプレミアの強豪アーセナルに移籍、フィットに時間がかかるだろうと思われたが、いきなりチームを牽引する大活躍、前途洋々かに思われたがシーズン後半はずっと怪我に悩まされ、チームもCLを逃して尻すぼみの結果に。来期はフィジカルを鍛えて手抜きも覚え、フィジカルに余裕を持った状態で臨まないと、プレミアの特殊性を乗り切るのは難しいだろう。

リーガ・エスパニョーラ

久保建英(マジョルカ) 5

今期は古巣のマジョルカにレンタル移籍、救世主として活躍が期待されたが、9月のレアル・マドリー戦で膝を負傷。復帰後はチームが低迷して久保も輝けず、監督が元日本代表のアギーレに交代。チームは奇跡的に残留を決めたが、久保自身は監督の信頼を集めきれずに終わってしまった。守備力は向上したが、攻撃的な選手として2Gでは寂しく、アギーレが指摘したようにプレイの継続性も物足らない。来期こそは壁をぶち破ってくれる事に期待。

イタリア・セリエA

吉田麻也(サンプドリア) 4.5

今期もCBのスタメンとしてシーズンをスタートしたが、五輪とアジア予選の影響なのか例年以上に出来の差が激しく、守備に厳しいイタリアで批判に晒され、ジャンパオロ監督が就任後は出場機会が減少、今期でサンプドリアとの契約を終了する事になった。累積疲労なのか衰えなのかは分からないが、代表でも精彩を欠いている状態。セリエA昇格組のモンツァからオファーがあるようだが、果たして復活はあるのだろうか。

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