いよいよ今期のブンデスリーガも最終節。現在16位とプレーオフ圏にあるシュツットガルトは、ホームでケルンと対戦。
今節での残留条件は、シュツットガルトがケルンに勝利した上で、ヘルタがドルトムントに負ける事。これで勝ち点は並ぶのだが、得失点差でシュツットガルトが大きく上回っているので、ケルンが上位になる可能性は極めて少ない。
勝つしか無いシュツットガルトは4-3-3のフォーメーションで、伊藤が左CBで遠藤が右のインサイドハーフで先発。対するケルンは4-2-3-1の形でスタート。
シュツットガルトは当然ながら序盤から主導権を握ると、前半11分にティアゴ・トマスがPA内で相手に倒されPKを獲得。カライジッチのキックはケルンGKシュヴェーベにセーブされるが、その後のCKでカライジッチがヘディングを決めてシュツットガルトが先制する。
その後もシュツットガルトが押し気味の展開が続き、33分にはカウンターからソサのクロスをニアでカライジッチが潰れ、裏に飛び込んだ遠藤が合わせるも、バウンドが合わずシュートは大きくバーの上。
その直後にも、ボールを奪ってハーフカウンターからクロスに遠藤が飛び込むもボールは枠を捉えられず、浮いたボールにカライジッチが反応するが相手DFに当たってゴールならず。前半ロスタイムにはティアゴ・トマスが完全に抜け出してGKと1対1になるも、シュヴェーベにセーブされて1-0で前半を折り返し。
後半はケルンが逆襲、15分に右サイドからのクロスにシュツットガルトGKミュラーがボールをファンブル、モデストに押し込まれてケルンが同点に追いつく。
シュツットガルトは37分にCKからマルムシュのヘッド、直後には自陣からのボールにマルムシュがまたミドルもシュヴェーベにセーブされて得点ならず。43分には伊藤が体を投げ出してのシュートブロック。
すると後半ロスタイム、シュツットガルトはCKから伊藤がフリック、そのボールをファーにいた遠藤が頭で押し込み勝ち越しゴール。裏の試合でドルトムントがヘルタに逆転で勝利したため、シュツットガルトが1部残留を確定した。
遠藤は前半に2回あった決定機を決められず、このまま残留を逃したら戦犯にされかねなかったところだったが、最後の最後で主将としての責任を取った形となった。伊藤も再三の決定機をブロック、遠藤の勝ち越しゴールにつながるフリックで勝利に貢献した。
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— ESPN FC (@ESPNFC) May 14, 2022
オッサンにキャプテンマークをしつこくねだられてうざそうだったけど(笑)、
Endo gut, alles gut. ❤️#VfB | #VfBKOE | #Endo | #Klassenerhalt pic.twitter.com/Agkmr00tpA
— VfB Stuttgart (@VfB) May 14, 2022
とにかく遠藤キャプテン、残留おめでとう!