「世界最高レベルの対戦は、ど派手な点の取り合いでシティが先行」UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝第1レグ マンチェスター・シティ-レアル・マドリー

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せっかくWOWOWに入ったので、昨日行われたCL準決勝を録画観戦。ホームのシティは、ジェズス、フォーデン、マフレズの3トップに、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、ロドリの中盤で4-3-3。対するレアルはベンゼマ、ヴィニシウス、ロドリゴ、中盤はモドリッチ、バルベルデ、クロースの4-3-3。

たった2分で、マフレズのカットインドリブルからクロス、デ・ブライネがヘディングで合わせてシティがあっさり先制。その後もシティが圧倒的にボールを支配すると、11分にデ・ブライネのグラウンダーを後ろへ流すトラップで素早くターンをしたジェズスが決めて早くも2点目。

やられっぱなしのレアルはようやく18分にヴィニシウスがPA左からシュートもCK。その後もレアルが何度か高い位置でボールを奪ってゴールに迫るが決められず、逆にシティも前に出て来たレアルに対してカウンターを仕掛け、マフレズ、フォーデンに決定機があったがこっちも決められない。

すると前半33分、中盤でボールを奪い合う流れから、左に上がっていたメンディがクロス、これをベンゼマがジンチェンコの前で足を伸ばしてゴール、マドリーが1点を返す。ここでシティはストーンズを下げてフェルナンジーニョを右SBに投入する。

レアルは後半からアラバに代えてナチョを投入。またシティは早くも3分にマフレズが抜け出しシュートはゴールポスト、跳ね返りをフォーデンが拾うもカルバハルにブロックされる。が、8分にメンディの縦パスをフェルナンジーニョがカット、そのまま持ち込んでのクロスをフォーデンが今度は頭で押し込み3点目。

ところがその2分後にヴィニシウスが縦パスを受けてフェルナンジーニョと入れ替わり、そのままドリブルで持ち込んでゴールを決めてしまう。そこからはシティのプレススピードが落ちて、レアルが中盤でボールを持てる展開が続く。

しばらくは膠着状態が続いた後半28分、シティはジンチェンコが持ち上がってカットインしたところを倒され、レアルの選手が足を止めた瞬間にベルナルド・シウバが拾ってニアサイドにゴールを決めてシティが突き放す。その直後にマフレズがPA内でドリブル突破、角度の無いところからシュートもわずかに外れる。

しかし後半35分、クロースのFKに競ったラポルトが自分の頭にボールが当たってから自分が上げた手に思いっきり当たり、レアルにPK。これをベンゼマがチップキックで決めてまたレアルが1点差に追いつく。

シティも40分にCKからスターリングが流したボールをディアスがスライディング、同じような形からマフレズのクロスもディアスが届かず。その後はどちらもリスクは侵さず結局4-3というどちらに転ぶか分からないスコアで第1レグを終了。

久々にCL決勝トーナメントの試合を見たけど、とにかくめちゃくちゃレベルが高い。相手のプレスがかかっていてもダイレクトのパスがバシバシ味方に通るし、トラップが乱れることも極めて少ない。各選手がボールを持って出しどころに迷ってこねるなんてシーンは皆無で、いかにオートマティズムが徹底しているか良く分かる。

日本はACLでアジアのクラブ相手に苦しんでいる事を考えたら、ほぼバイエルンがやって来るカタールW杯のドイツに対して、こちらは選手任せの森保ジャパン(笑)。いかに無謀な戦いを挑もうとしているのか暗澹たる気分になりますな~。

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