「最初に技アリ4試合連続ゴール、そして消えちゃう”ファントム”奥川」ドイツ・ブンデスリーガ第19節 アルミニア・ビーレフェルト-グロイター・フュルト

スポンサーリンク

現在、奥川が3試合連続ゴール中で、チームも負け無しと乗っているアルミニア・ビーレフェルトは、前節はシュツットガルトと引き分けた最下位グロイター・フュルトと対戦。

ビーレフェルトのフォーメーションは4-2-3-1で、奥川は左SHとして先発。対するグロイター・フュルトは中盤ダイアモンドの4-4-2の形でスタート。

試合の序盤は残留には勝利が必要なフュルトペース。しかし前半8分に奥川がワンツーからPA右に侵入、ドリブルでスピードに乗ってからファーサイドに絶妙なコントロールでゴールに転がし、いきなり4試合連続ゴールで先制する。

前半17分にもカウンターから奥川が抜け出しかけるが、間一髪相手GKがクリアする。22分には味方のスルーから奥川がクロス、クリューガーの頭にピッタリ合うがシュートは枠に行かず。逆にフュルトは前半35分、FWのフルゴタが縦パスを受けてのターン、そのままドリブルで持ち込まれて同点ゴールを決めてしまう。

後半になってもフュルトがビーレフェルト陣内でプレイする時間が多くなる。ビーレフェルトは11分にようやく後半初シュートもGKの正面。そこからはしばらく試合は膠着状態に。

そして後半22分、右SHへと移った奥川のサイドを攻められてアーリークロスを上げられ、右に流れたボールの折返しをニールセンがヘッド、これがビーレフェルトのブルンナーの肩に当たってゴールイン。

しかしビーレフェルトも、後半38分にロングスローからの流れで、最後は途中出場のゴンサロ・カストロがこぼれ球をボレーで叩きつけ、これがGKが伸ばした手の先を突っ切って同点に追いつく。その後はどちらも大きなチャンスは無く、そのまま2-2のドローで試合終了。

奥川は先制ゴールを決めた後は、しばらく前線でチャンスに絡む場面を作ったが、前半の途中からは完全に守備の人となってしまい、たまに訪れるカウンターの場面以外に攻撃で絡むような場面はほとんど無く、まさに”ファントム”と呼ぶにふさわしい存在感(笑)。

守備に走り回れるけどボールは奪えないし、長くボールをキープ出来るフィジカルがあるわけじゃないので、森保ジャパンには呼んで欲しいけどあの監督には使いこなせないだろうなあ。将来的にモドリッチのようになればいいけどね~。

タイトルとURLをコピーしました